「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2014年12月22日号

・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・

憲法九条の会・生駒」創立10周年記念集会
143名が参加、充実した内容で成功裏に終了。
みなさん、ありがとうございました。


12月7日の午後、生駒市図書会館で標題の集会が開かれました。創立10周年記念であると同時に、「中央の九条の会」がこの秋、全国7500団体以上の九条の会に、安倍政権の集団的自衛権行使への動きに反対して立ち上がろうと、呼びかけたことに呼応したものです。
集会では、「九条の会・生駒」のこの10年の歩みが、プレゼンテーションの映像でわかりやすく上映されました。続いて、東京から来られた、元自衛隊員の井筒高雄さんが、「憲法解釈による集団的自衛権自衛隊の迷走」と題して、陸上自衛隊レンジャー部隊としての過酷な体験を話され、入隊の際には遺書を書かされたこと、自衛隊は災害救助も行うが、主たる任務は戦争のための訓練であり、集団的自衛権で米軍や多国籍軍の下請けになるリスクについて話されました。井筒さんへの質疑応答も行われました。ついで歌手の早苗ネネさんが、憲法九条を歌った「サヨナラ戦争」などですばらしい歌声を披露しました。最後に、集団的自衛権行使に反対するアピールを採択して閉会しました。

(写真、アピールなどは、12/16更新掲載しました)


(お願い)
この記念集会では、元自衛隊員を東京から、プロ歌手を岡山からお招きし、その交通費と謝礼をはじめ、会場費、ちらし・ポスター・チケットの印刷費など、多額の費用がかかりました。みなさんの参加協力費や多くの方々から募金をいただきましたが、12月20日現在なお全体として約2万円の赤字となっています。九条の会が、今後の活動を継続するためにも、みなさんのいっそうのご支援をお願いいたします。募金は下記の口座へお願いします。




●総選挙、自公連合が衆議院議席の3分の2以上を占め、改憲策動の危険性高まる。

12月14日投票の総選挙で、自民公明連合は衆議院の3分の2以上を占めました。自民党は、総選挙公約の中で、「憲法改正原案を国会に提出し、憲法改正のための国民投票を実施、憲法改正を目指す」と明文改憲の方針を明記していました。安倍首相は、選挙で国民の信任を得たとして、改憲に向けた議論を推進する考えを表明しています。しかし、憲法9条改正には国民の過半数が反対です。九条の会は、国民と共に憲法を守る闘いを推進します。今後とも、みなさんの積極的なご参加、ご協力をお願いします。

●みなさんの、「憲法九条の会・生駒」への賛同募金をお待ちしております。
「郵便振替口座 00930-9-278631 憲法九条の会・生駒」へお願いします。

・・・・・・こ れ か ら の 予 定・・・・・・

・1月12日(祝)6・9行動 核廃絶署名(13時 生駒駅
・1月19日(月)共同センター憲法署名(11時 生駒駅

第124回 運営委員会
2015年1月27日(火)13:00~15:00 
UFO(生駒駅北 コナミスポーツの東隣り)
当会は運営委員を決めていません。
当日参加された会員(1日運営委員)で構成しています。

お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。