「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2013年11月20日号



・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・

「秘密保護法の学習会」―佐藤真理弁護士の講演―にはお誘いあわせの上、多数ご参加ください。  


12月8日(日)午後2時~5時;たけまるホールです。


主催は「憲法改悪許さない生駒共同センター」

憲法九条の会・生駒、生駒市平和委員会、生駒革新懇、新婦人生駒支部)です。
(別ページ参照)

国家安全保障会議設置法案が衆議院通過強行
 

首相の下にあらゆる情報と権限を集中させて「戦争司令塔」をつくる国家安全保障会議(日本版NSC)設置関連法案が、11月7日の衆議院本会議で、自民、公明、民主、維新、みんなの賛成多数で可決され、参議院へ送られました。日本共産党、生活の党、社民党は反対しました。
 この法案は、首相、防衛相、外相、内閣官房長官の4人を中心とする「国家安全保障会議」が軍事、外交、安全保障などの重要事項を審議する軍事司令塔をつくるものです。米国のNSC(大統領、副大統領、国務長官、国防長官で構成)がモデルです。アメリカと一体で戦争を行う体制に向けて、米大統領ホワイトハウスと日本の首相官邸を結び、戦争の作戦決定を迅速化する仕組みです。



秘密保護法案の「秘密」の範囲は歯止めなし


防衛のリストでは10項目を列挙。その中に、「自衛隊の運用、これに関する見積もり、計画、研究」などとあります。これでは、自衛隊の活動に関する非常に広範な情報が秘密の対象になります。この10項目は、現在の自衛隊法が定める「防衛秘密」と同じもの。「防衛秘密」の場合、法律で決められる10項目が運用にあたって233項目に細分され、それに従って指定された3万752件という膨大な量の秘密が保有されています。国家の恣意的な運用を防ぐ歯止めはありません。

現在でも数々の「秘密」と国民監視の活動が 

現在でも政府の情報は秘密だらけです。米軍が日本に核兵器を持ち込む日米核密約アメリカに日本を売り渡すTPP交渉、首相や官房長官が領収書なしで使える内閣官房機密費、在外公館のワイン購入に関する情報に至るまで政府は秘密にし、国民の知る権利を侵害しつづけています。
いっぽう、自衛隊の秘密漏えい防止を目的とする自衛隊情報保全隊が、国民個人の名前、住所、学歴、所属団体、所属政党などを収集し、文書にまとめる活動をしています。自衛隊イラク派遣の際には、著名な映画監督や集会、デモ、学習会、小林多喜二の展示会まで監視されました。
秘密保護法はこれらの監視活動をいっそう拡大するものです。



憲法九条の会・生駒」第109回運営委員会が、秘密保護法案反対の声明を発表

 10月30日、第109回運営委員会は別頁のような声明を発表し、自民党本部、公明党本部、民主党本部、日本維新の会奈良県選出国会議員衆参計8名、機密保護法を審議している「国家安全保障に関する特別委員会」全委員40名に対し、合計52通のFAXを送付しました。
(別頁送付先一覧参照)  

●みなさんの、憲法九条の会への賛同募金をお待ちしております。
  

 「郵便振替口座 00930-9-278631 憲法九条の会・生駒」へお願いします。

 


・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・


・12月8日(日)6・9行動 核廃絶署名 11時 生駒駅

・12月8日(日)秘密保護法学習会(憲法改悪許さない生駒共同センター)14時たけまるホール





第110回 運営委員会
2013年11月28日(木) 15:00~17:00 たけまるホール和室c

当会は運営委員を決めていません。

当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。

お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。