「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2021年10月19日号
「原則自宅療養」方針は棄民政治の国家犯罪 |
衆議院総選挙(10月19日公示、31日投開票)が迫っていますが、自民党は選挙公約として「早期改憲」を目指すとしています。この中で、改憲をめぐり「時代の要請に応えられる憲法を制定する」「衆参両院の憲法審査会で論議を深め、早期に改憲を目指す」としています。
岸田首相は、自民党総裁選の中で自らの「在任中の改憲」を公言し、改憲タカ派で安倍晋三元首相に近い高市早苗元総務相を党政調会長に抜擢、総裁選中でも安倍氏は右翼団体日本会議の高市氏を公然と支持推薦し、また安倍氏の弟である岸信夫防衛相が留任し、安倍氏に近い萩生田文科相が経済産業相に横滑り、官房長官には安倍氏の影響が強い細田派の松野博一元文科相が就きました。新内閣のうしろに安倍氏がいることは明瞭で、岸田首相は「9条に自衛隊を書き込む」と公言しています。憲法の闘いはいよいよ正念場を迎えます。
絶対に許せない安倍前首相の犯罪・・・有権者買収という公選法違反
「桜」前夜祭費用補填、「収支訂正」も虚偽記載判明!
・・・弁護士グループが新たに告発
「桜を見る会」をめぐり、国会で118回も虚偽答弁を重ねた安倍晋三前首相。
その辞意表明から8月28日で1年。全国の弁護士グループが新たに安倍氏や元秘書ら計3人を東京地検特捜部に告発しました。
安倍氏側が「桜を見る会」前夜祭の費用補填について政治資金収支報告書を訂正した際、ウソの内容を記入した政治資金規正法違反(虚偽記載)の疑いです。
「桜の問題は、安倍氏にとっては、のどにささった小骨のような存在だ。」自民党の閣僚経験者は言います。昨年12月、安倍氏側による前夜祭費用の補てんなどの収支を政治資金収支報告書に記載しなかったとして、主催した「安倍晋三後援会」の代表で安倍氏の公設第一秘書(いずれも当時)の配川博之氏が略式起訴されました。安倍氏は不起訴でした。ところが今年7月になって、検察審査会は費用補てんが違法な寄付にあたるとする公職選挙法違反容疑などについて、安倍氏の不起訴を不当だと議決。特捜部が改めて捜査しています。
しかし今回の告発は、それとは別で「安倍晋三後援会」の、2017年から19年の3年分の収支報告書の訂正内容です。前夜祭の参加者が支払った参加費の合計額では足りない分をホテルに支払うため、安倍氏側が補填しました。その金額は190万1056円(17年分)、150万6356円(18年分)、260万4908円(19年分)、3年間の補てんの合計は601万2329円です。
これに対応する収入として後援会は、17年の収支報告書を訂正し「前年からの繰越金があった」としました。その金額は601万2329円。3年分の補てん額の合計と1円単位まで同じです。
つまり、17年に繰越金があったことにし、3年かけてそれをぴったり使い切ったことにしたのです。
弁護士グループは「そもそも存在しなかった「繰越金」を計上し、「3年分のつじつまが合えばよい」と、形だけを整えて補てん分の原資を隠ぺいしているという他ない。」と指摘しています。
●10万人以上の陸上自衛隊が、演習として民間のフェリー・トラック・鉄道を使って隊員や補給品を輸送する計画が進行中で、中国との紛争を想定し、「戦場」への輸送に民間を大規模に動員、南西諸島への機動展開能力強化が狙い。
●米軍が有害汚染水を普天間基地の外の下水道に放出、また同基地所属のオスプレイが不時着事故や部品落下を繰り返したことに、沖縄県議会は9月10日に厳重抗議。
危険極まりない鉄製コンテナまで落下、飛行訓練中止を要求。
●教科書「慰安婦」記述に政府が介入、教科書ネットが9月10日に抗議声明。日本軍「慰安婦」や「強制連行」についての教科書記述に訂正申請が出され、政府見解にそって文科省が承認したことに抗議。
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「郵便振替口座 00930-9-278631 憲法九条の会・生駒」へお願いします。
・・・・・・こ れ か ら の 予 定・・・・・・
10月21日(木) 映画「時の行路」(①10時半②14時 郡山城ホール)1200円
11月9日(火) 憲法守れ生駒駅宣伝(11時から45分間) サイレントスタンデイング
11月19日(金) 憲法守れ生駒駅宣伝(11時から45分間) サイレントスタンデイング
第203回「憲法九条の会・生駒」運営委員会
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