「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2013年12月10日号



・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・

12/8学習会「秘密保護法を廃棄させよう」
佐藤真理弁護士の講演に53名が参加。

 秘密保護法は上程からわずか2ヶ月、自民・公明の与党は、強行採決につぐ強行採決で、満身創痍で「成立」させました。広範な国民、多くのジャーナリスト・文化人のあれほどの反対を押し切ってまで、なりふり構わず強行したことは、憲法改悪へのプログラムを彼らがあくまで突っ走る決意を表明したもので、同時に国民との矛盾・対立が今後ともいっそう激しくなり、安倍内閣の終わりの始まりとなるものです。

 学習会は、スクリーンでのプレゼンテーション(国家秘密と戦争・弾圧の歴史)、憲法改悪許さない生駒共同センター設立の経過、九条の会全国交流会報告に続いて、佐藤弁護士の講演が行われました。与党の強行採決の生々しい様子、秘密保護法の多くの問題点の解明、与党が次に成立を狙う国家安全保障基本法案の危険な問題点などにふれて、これらの方向はアメリカと共に戦争する国へ変貌させると述べ、新たな闘いを呼びかけました。施行まで1年ある秘密保護法の廃止を要求し、報道の自由や知る権利を拡大し、自衛隊や警察などへの監視と批判を強めること、国民の声が反映される議会と政治を実現すること、など今後の闘いについて訴えられました。

 最後に、「安倍内閣の暴走を許さず、新たなたたかいをすすめよう」との決議文を採択し、解散後は約15名が参加して生駒駅前で、この決議文を多くの市民に配布し、訴えました。



訃 報
憲法九条の会・生駒」の呼びかけ人の1人であり、創立当時から運営の中心であった前事務局長、奈波宏さんが12月3日ご逝去されました。平和運動憲法九条を守る運動における奈波宏さんの大きな功績をしのび、謹んでご冥福をお祈りいたします。ご葬儀は家族葬のみで行われました。


●パソコンのメールアドレスをお持ちの方は、このお知らせ以外に、憲法九条をめぐるさまざまの動きを適宜お知らせしますので、同封したメーリングリスト用紙に記入し、用紙下段のあて先へ、FAX叉はメールでお知らせください。


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   「郵便振替口座 00930-9-278631 憲法九条の会・生駒」へお願いします。


・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・

・12月19日(木)憲法署名 11時 生駒駅


第111回 運営委員会
2013年12月19日(木) 15:00~17:00 たけまるホール和室c
当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。
お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。