2013,11,16 全国交流集会報告

    第5回 九条の会 全国交流・討論集会に参加して

                            崎本治三郎

 11月16日(土)、東京一ツ橋日本教育会館で開催された全国交流集会に初めて参加しました。
 冒頭、九条の会事務局長小森陽一さんが「今、安倍内閣は国民に憲法を問わず、実質改憲の道を暴走している。秘密保護法もその1つ。今日の交流会の成果を正確に各地に持ち帰り、多くの草の根の人々に伝えよう。」と挨拶。
 呼びかけ人の大江健三郎さん、奥平康弘さん、澤地久枝さんが発言しました。
 次いで広島県九条の会ネットワーク、宮城県憲法九条を守る首長の会、東京落合・中井九条の会中央大学九条の会から活動報告がありました。

 特に感銘を受けたのは、広島のジャンボチラシの取り組み。参院選憲法問題になると考え、大きくて、きれいで、読みやすく、分かりやすい内容で、女性に気に入れるチラシを作成。県民120万世帯の3分の1、40万部を各家庭にpost inする活動です。
 

学生九条の会を代表して、12月10日首都圏の各大学九条の会が連携して、「ピースナイト9」を早稲田大学で開催すべく、取り組みを進めている報告。「秘密保護法、九条改悪、戦争への道は、私たち若者の問題」という発言に感動です。
 午後は、「シンポジウム」と「分科会・分散会」が開かれました。
 

呼びかけ人の発言では、澤地久枝さんが「今の状況下、私のかかげる旗は小さいかもしれない。信じることを周りから何と言われようと貫き、1人ひとりが自分はどう生き、役割を果たすか試されている。今は戦闘状態の前夜であるから。」という大きな感動を受けました。

 私自身の戦争のない世界へ、九条を守る取り組みを自問しながら、エネルギー充電の時間でした。