原発賠償関西訴訟原告団長森松明希子さんからのメッセージ

目に見えない放射能の恐ろしさを「見える化」するために
(「原発ゼロへ・生駒の会」代表 溝川悠介)



関西原告で東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream (略称:サンドリ)の森松明希子です。
本日もありがとうございました。

今日(9日)も梅田の展示には沢山の方々に「新聞を見た」「この間のちちんぷいぷいを見て」「何かできないか」「知らなかった」
「先週大阪に避難してきました(パパ・ママ・かわいい小さな娘さん)」などなど・・・
ご来場の皆さまとそして多くの駆けつけてくれた避難者の皆さまに感謝です。

弁護団の先生も会場に来てくださっています。
近畿圏の原告たちも沢山声を寄せたりトークで活躍してくれています。
ぜひ先生方も万障お繰り合わせの上、一度は展示会場におでかけくださり、
避難者あるある575の川柳、正面の震災から5年の「声」だけはぜひ(読)みに来てください。

神戸大学大学院生の修士論文がいよいよ展示登場です!
原発事故四年目の避難生活
ー聞き取り調査から見えてくるものー」
秀逸です!
ぜひお手にとってお読みください。

最後になりましたが、
今後のメディア情報です。

読売テレビ 3月9日(水)夕がたニュース・ten!  16時台13分枠の特集で 関西原告2世帯取り上げる予定と聞いています

関西テレビ 3月9日(水)夕がたニュースワンダー 18時15分~ 特集で サンドリ展示@梅田ほか

関西テレビ 3月10日(木)夕がたニュースワンダー 18時15分~ 特集で 兵庫訴訟原告の木幡さん密着取材

NHKラジオ大阪 3月11日(金)17時15分〜17時50分 コーラスミュージカル「雪の女王」の練習の様子や参加避難者の「声」

毎日放送ラジオ 3月21日(月・祝)毎日放送ラジオ ネットワーク1.17 19時30分〜 連日梅田展示会場にて避難者の「声」収録されてます!

毎日放送(4チャンネル) 3月27日 深夜0時50分~ 1時間のドキュメンタリーで放送されます。
 
  http://www.mbs.jp/eizou/

ぜひご覧ください。
録画のご協力も重ねてお願い申し上げます。
どうぞ、よろしくお願いします。

新聞記事の切り抜きのご寄付もよろしくお願い申し上げます。

森松明希子



2016/03/08 (火) 1:15
皆さまへ

東日本大震災避難者の会 Thanks & Dream(サンドリ)の森松明希子です。

梅田の展示では、皆さまの温かいサポートのおかげで
連日午後のトークイベントは毎回スタート時がたとえたったふたりの対談状態でも、
ボチボチと人が集まり最終的には会場いっぱいに人が溢れ、
毎日白熱トークが繰り広げられています。

避難体験のある人もない人もざっくばらんに言いたいこと、聞きたいことを言い合っています。

今日は、高校生が7人も来てくれまして、トークを盛り上げてくれました。
福島県いわき市からちょうど保養に来ていたお子さん連れのお母さんも来られて、
色々な話ができました!

連日メディアの取材も後を絶たず、
毎日報道に載せていただけること感謝です。

新聞記事は今後の展示制作物に使用したいと思いますので、
切り抜きをご提供していただける皆さまは、
ご協力をよろしくお願い申し上げます。

今後のテレビでの放送予定は下記の通りです。

ぜひご覧ください。
録画のご協力も重ねてお願い申し上げます。
(きちんと伝えていただけているかの検証は本当に大事だと思います。)


サンテレビ3月8日21時半からの「ニュース・ポート」にて放送されます。
避難者、母子避難、ヨウ素剤などについても触れていると思います。

関西テレビ 3月9日(水)夕がたニュースワンダー 18時15分~ 特集で

読売テレビ 3月9日(水)夕がたニュース・ten! 特集で

毎日放送(4チャンネル) 3月27日 深夜0時50分~ 1時間のドキュメンタリーで放送されます。
 
  http://www.mbs.jp/eizou/

森松明希子
 


2016/03/07 (月) 7:59
お支えくださる皆さまへ
弁護団の先生方へ

関西訴訟原告の森松明希子です。

3月3日の第8回口頭弁論期日には、
沢山の皆さまの淀屋橋街頭宣伝・大阪地方裁判所への傍聴、そして報告集会、
その後は、梅田の展示会場をのぞいて帰ってくださいました方々も沢山いてくださしまして、
長時間本当にありがとうございました。

報告集会でも申し上げましたが、
2年半前の2013年9月17日に第1次原告が提訴してから二年半、
3.11東日本大震災および東電福島原発事故からまもなく5年ですから、
私の被災・避難生活の半分を皆さまとともに歩ませていただいたことになります。
もっと長くに出会わせて頂いた方とはそれ以上長く、
支え、励ましていただきました。

私がここにこうして今あることも、
そして萎縮すること無く思いを「言葉」にすることができますことも、
この原子力災害から自身の、そして子どもたちの未来を守るということについて、
ご自分の問題として捉え、ともに歩みを進めてくださるすべての皆さまの存在なくしてはありえません。
皆さまお一人お一人の存在そのものに支えられているのです。
本当にありがとうございます。

皆さまがこの社会の構成員としてお一人お一人に責任と使命を持たれている大切なお役割を果たされている、
そのような大切なお一方お一方が、
貴重なお時間とお役割の中で、この原子力災害から身を守る、子どもたちの未来を守る、命と健康の問題であるということを
ご一緒に考えながら常に話題に出し、放射能放射線・被ばくという問題についてもタブー化せず語ることのできる社会環境を作ってくださるから、
私は「わたしの言葉」でそれを語り、訴え続けることが出来るのです。

とはいえ、目に見えない放射能とのたたかいは、
今見えている避難者をつぎつぎと帰還か移住かにふりわけ、
「避難している」「避難者である」とさらに言い難くさせる雰囲気作りに着々と追い込まれていると感じるのが、
この5年、年中無休で「原発避難民」を続けている私の感じる恐ろしい今の空気感です。

真実が、原発避難の実相が見えなくされてしまい、語ることが出来なくされてしまうことを
今、私はもっとも恐れています。

それはなにも、大きな権力の側にある力によってだけでなく、
ともすれば、同じ避難者同士でも「避難は卒業した」とか「(私は家族を呼び寄せて、又は転職したんだから)早くあなたも自立しなさいよ」
などというようなちょっとした言葉によっても、「避難」を語ることがしづらくなる環境を作りあげてしまうことは簡単に出来てしまうのです。
まだ苦境に立たされている避難者(そして避難したくても出来ない人の存在もあります)、
その一人一人の苦悩と苦渋の選択にどうか目を向けてください。
一人一人の語る「言葉」に耳を傾けてください。

人は命の危険を感じたら逃げることは簡単で当たり前にできるだろうと、
おそらくまだ多くの人びとが思っていると思います。
その先入観を打ち破り、
かろうじて見えている「原発避難民」の存在そのものの意味、社会的事実と実態を理解し、共有していただければと思います。

これからも、原発避難を語る場を環境をそしてモノが自由に言える空気をともに作ってください。

これまでのお支えに心から感謝申し上げます。
これからも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

また、最後になりましたが、
期日当日は、第4次原告の提訴もありまして、
原発賠償関西訴訟原告団は87世帯240名とさらに数とパワーUPいたしました。
これもひとえに声をあげること、訴え出ることは間違っていないという皆さまからの
温かいサポートとご支援、その環境があってこそだと思います。
私たち原告もひとりひとりが受けた被害も違います。
それぞれの言葉で一つ一つを丁寧に語り訴えかけうることで、
社会に理解と共感の輪を広げながら、
歩みを進めたいと思います。

これからもともに歩んでください。

原発賠償関西訴訟原告団代表
森松明希子


★毎日ポチっとサポーターズ活動
いいね! や シェア リツイートしていただくだけで、訴訟の応援になります^^v

ツイッター    https://twitter.com/kansaisapo
フェイスブック  https://www.facebook.com/kansaisupporters
公式ブログ     http://kansapo.jugem.jp/