野党共闘の願いを「奈良市民連合」結成
「アベ政治を許さない」とお思いの皆さん! 速報です。
小雨降る中、500人以上の市民が会場に詰めかけ、小ホールは立ち見と外の廊下も人が溢れるほどの大盛況でした。市民の“奈良でも野党共闘で戦争法廃止!”の痛切な願いを反映してものと思われます。
憲法九条守れ!奈良県共同センターの菊池高波さんの司会で集会が始まり、よびかけ人を代表して浅野詠子さん(戦争をさせない奈良1000人委員会)と溝川悠介さん(憲法九条守れ!奈良県共同センター)が挨拶し、戦争法、秘密保護法、明文改憲策動、沖縄辺野古基地建設、原発再稼働、マスコミ統制、TPPなどアベ政治の暴走の数々に今立ち上がらなければ、とんでもないことになる、野党は共闘して参議院選挙で「アベ政治」を変えようと訴えられました。関西シールズと「ママの会・奈良」代表からの連帯の挨拶に続いて、戦争をさせない奈良1000人委員会の池本昌弘さんから経過報告と理念、方針、役員、などを含む設立趣意書の提案がありました。3月3日の設立準備会でいただいた多くの意見の趣旨も生かした今回の提案は、満場の拍手で承認され、ここに「奈良市民連合」は正式に船出をいたしました。
引き続いて、共同代表の浅野詠子、溝川悠介両氏から「参議院議員選挙に向けた野党共闘について(要請)」を出席した民主党、日本共産党、社民党、新社会党の各代表へ手渡され、参議院選挙における候補者の統一化を図ることが要請されました。
要請書 記:
①戦争法廃止を求め2000万統一署名の成功に向けた協力
②安全保障関連法(戦争法)の廃止
④個人の尊厳を擁護する政治の実現
それを受けて、細野日本共産党奈良県委員長、樹杉社会民主党奈良県連合会代表、稲葉新社会党奈良県本部委員長、前川民主党奈良県連合代表からそれぞれ5分間の野党共闘への力強いメッセージをいただき、大きな拍手で野党と市民の連帯が確認されました。
なお、「奈良市民連合」への期待を反映して会場で21万円余りのカンパが寄せられました。