「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2019年2月18日号(部内資料)

 ・・・憲法9条に係わる最近の動きから)・・・

これこそ茶番劇! 二階自民党幹事長と安倍首相の仕組まれた憲法問答
所信表明で、安倍首相が言いにくかったことを言わせる
 
 1月30日の衆院代表質問で、二階自民党幹事長は「憲法改正につて、総理のお気持ちを国民のみなさんに、しっかりお聞かせください」 これに対し首相は「憲法改正について総理大臣としてこの場でお答えすることは本来差し控えるべき(閣僚の憲法遵守義務違反への批判を気にしてか?)ですが、私の気持ちを述べよ、とのことですから、丁寧に答えます」として延々と5分近くもまくしたてた。
 
 なんと衆議院本会議の場で「自衛官募集について、都道府県6割以上が協力を拒否し、受験票受理もしない自治体がある」と批判し、「自衛隊に対するいわれなき批判や反対運動がある」と問題視し、「このような状況に終止符を打つ」「命を賭して任務を遂行する隊員の正当性を明文化することは、国防の根幹に関わる。2020年に新憲法公布、の方針は変わらない」と発言。(6割という数字は過大発言、との報道あり)
 
 この発言は、現在の自衛隊が定員に満たない欠員状態にあることに、日頃から苛立っている首相の本音をはからずも述べてしまったものです。即ち、募集を強力にして自衛隊を増強し、軍事力を強化することが国防の根幹だと、そのためにこそ自衛隊憲法に書き込む改憲が必要だ、募集や自衛隊そのものへの批判は許さない、という首相の本音を表しています。210日の自民党大会の運動方針には、改めて国民世論を呼び覚まし、あたらしい時代に即した憲法の改正に道をつける、と明記。選挙が近づくなか、全国の小選挙区単位で憲法改正推進本部の設置を急がせ、私たちとの草の根の憲法対決を強めています。
 



☆みなさん、このたび 「生駒南憲法9条の会」 が立ち上がります!


2011年に「生駒南第二小学校区憲法9条の会」が創立されて、これまで皆様のご支援をいただき、8年間頑張ってまいりました。しかし、会場とさせていただいていた生駒南第二小学校をお借りすることが難しくなりました。そこで、この機会に区域を広げ、生駒南地域(南小校区、壱分小校区、南第二小校区)で憲法9条の会を立ち上げ、より深く広く学ぼうと3校区の有志が数回準備委員会を重ね、


「生駒南憲法9条の会」が、6月2日(日) 
せせらぎホール201~203にて創立集会


を行い、立ち上げる運びとなりました。これまで生駒南第二小校区の方々には、大変お世話になりました。引き続き、安倍改憲を許さず憲法9条をしっかりと守り抜くためにがんばりますので、これまで以上のご支援をお願いいたします。また、生駒南地域(南小校区、壱分小校区、南第二小校区)の皆様、ご一緒に憲法9条を守り抜くために力を合わせましょう!          
(「生駒南憲法9条の会」 井上靖章)



2019自民党運動方針


210日、自民党大会採択の「2019自民党運動方針」で、「時代の転換点に立つ今、改めて国民世論を呼び覚まし、新しい時代に即した憲法の改正にむけて、道筋をつける覚悟である。」と明記。方針案原案にはなかった「国民世論を呼び覚ます」という表現が新たに加えられました。


選挙について、上記方針は「まずは総力をあげて、統一地方選の必勝を帰し、勢いを加速させ参院選で勝利を得る。」「この参院選の最大のポイントは32ある1人区の勝敗である。」と、野党共闘との対決を強く意識しています。。また、全国の衆院小選挙区単位での改憲推進本部の設置を急いでいます。


 


27兆円の大軍拡 寿命10年でもトランプ言いなりの「浪費的爆買い」  


国防総省の運用試験評価局が1月末に米議会に提出した2018年度の年次報告書では、通常戦闘機の寿命は30年だが、1116億円のステルス戦闘機F35Bには多くの欠陥があり、寿命は10年しかないという。報告書ではF35A(空軍仕様)、F35B海兵隊仕様)、F35C(海軍仕様)の3タイプ全体で合計941件の欠陥を指摘、昨年9月にはF35Bが米南部で墜落、一時全機を飛行停止にしていました。


安倍政権はABあわせて147機態勢にする計画で、総額62千億円です。トランプ政権は米国の貿易赤字解消のため、欠陥だらけの古い兵器を「在庫一掃処分」しようとしています。今後5年間の「中期防衛力整備計画」に27兆円を投入しようとしており、まさに安倍政権の「浪費的爆買い」です。


 


辺野古埋立工事 超軟弱地盤に7.7万本、長さ90メートルの杭が必要と判明


埋め立て区域に超軟弱地盤があることを、3年前からわかっていて隠ぺい
していたことが発覚しました。このマヨネーズ状の超軟弱地盤を固めるため
には、防衛省沖縄防衛局の計画では、埋め立て全面積の3分の1に及び、合
計約7.7万本の杭打ちが必要で、しかも杭を打ち込む深さは海面から90mに
達し、専門家は「前例のない難工事」と指摘しています。必要な総費用や工
事期間は見当もつきません。こんな沖縄の自然を破壊する無謀な工事は直ち
に中止し、危険な普天間基地の即時返還について、米国と交渉すべきです。

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辺野古新基地建設に関する県民投票


沖縄全県で、辺野古埋め立ての賛否を問う県民投票実施へ進んでいます。投票方法として「賛成」「反対」の2択に「どちらでもない」を加えて3択とする案を、県議会議長が124日に提案、同日夜に県議会全会派がこれに賛成し、29日に全会一致で可決。投票は224日です。


 


●パラシュート降下の日米合同軍事訓練


陸上自衛隊パラシュート降下部隊は113日、千葉県船橋市八千代市で米軍も3年連続参加して、合同訓練を実施しました。米軍の指揮の下、合同軍事訓練が日本各地でも米国でも頻繁に行われています。東京の「ニュー山王ホテル」(米軍基地)で毎月2回開かれる「日米合同委員会」で、その訓練計画が作られ実施されています。「専守防衛」とは関係ない、「なぐりこみ部隊」の訓練です。


 


原発輸出計画は総崩れ


日立・東芝三菱重工などの大企業が、ベトナム、インド、トルコ、イギリス、アメリカ、台湾などへ輸出しようとした原発ビジネスは、現地住民の放射能災害への不安・反対運動、および莫大な費用の判明で総くずれとなりました。しかし安倍政権は日本国内では原発再稼動に固執しています。


 


昨年、安倍政権は結局国会へ憲法改悪の提案を出せずに終わりました。


これは多数の署名を集めた国民のたたかいと、国会内野党共闘の粘り強いたたかいが結びついた成果です。しかし、安倍政権は諦めてはいません。今年は最大のヤマ場です。改憲阻止3000万署名にさらに取り組み、世論に訴え、さらに粘り強く、大胆に広げましょう。



・・・・・・こ れ か ら の 予 定・・・・・・


219() 安倍改憲No3000万署名(午後25時 生駒駅) 3時間ロングラン  核廃絶署名も
33(日) 署名宣伝行動(1112時 生駒駅) 核廃絶と9条署名
39(土) 核廃絶署名と宣伝(1112時 生駒駅) 9条署名も
319() 安倍改憲No3000万署名(午後24時 生駒駅) 
2時間ロングラン  核廃絶署名も
43(水)と9(火)署名宣伝(1112時 生駒駅核廃絶と9条署名。 
但し419(金)は署名行動中止します。

 
第174回 「憲法九条の会・生駒」運営委員会
       2019年3月12日(火)  午後2:30~5:00  たけまる研修4

当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(1日運営委員)で構成しています。
        お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。