「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2019年3月18日号(部内資料)




・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・


日本橋三条大橋 48宿場 東海道五十三次 改憲許さねえ

弥次さん喜多さん訴え  マスコミ九条の会など
 3月9日、東海道五十三次の各宿場で「安倍9条改憲NO! 3000万人署名」をいっせいアピール。新聞、放送などの関係者でつくる「マスコミ九条の会」が呼びかけ、東海道筋の東京都、神奈川、静岡、愛知、三重、滋賀の各県と京都府の各九条の会などが協賛した取り組みです。 48宿場53カ所以上で実施されました。

 お江戸日本橋では「マスコミ九条の会」や「九条の会東京連絡会」など50人が参加。労組の幹部や弁護士ら10人が、憲法9条1項、2項を残し、自衛隊を明記することの危険性などを力説しました。
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 京都市三条大橋ではちょんまげ旅姿の弥次さん喜多さんが登場し、かけあいで「この通常国会を、安倍政権最後の国会にしなければ、この国の明日は切り開かれねえぜ」とアピールしました。主催は「憲法9条京都の会 三条大橋共同アクション」。
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 弥次さん喜多さんに扮(ふん)したのは「京都映画人9条の会」に参加する俳優さん。2人は「街頭インタビュー」も行い、マイクを向けられた女性は「沖縄の県民投票で米軍基地建設に反対多数と民意は決まっているのに、政府が無視しているのは許せない」と答えていました。

 日本橋で訴えたマスコミ九条の会の仲築間卓蔵氏は「『面白い行動を提起してくれた』と反響があった。改憲発議を許さないたたかいを続け、安倍内閣を退陣させよう」と強調しました。

米国首都の議会が「核兵器廃絶求める決議」全会一致で採択
ワシントン特別区議会は3月5日、核戦争の危険を防ぎ、核兵器廃絶を連邦政府と議会に求める決議を全会一致で採択しました。同決議は、いまだに1万4500発の核兵器が地球上に存在しており、「人類の生存に容認しがたい危険をもたらしている」「小型核兵器でさえ、使用されたら世界中で気候の崩壊と飢饉を招き、大型核兵器の使用は何億もの人々を殺害し、壊滅的な環境破壊をもたらす」と警告しています。さらに核兵器禁止条約の重要性に言及し、 ①この条約を受け入れ、核廃絶を国家安全保障の中心にすえる。 ②核兵器先制使用政策を放棄し、核攻撃を開始する大統領の権限を終了させる。③他の核保有国と核廃絶にむけた検証可能な合意を追及する。・・・・ことを連邦議会と大統領に求めています。なお同様の決議は、ロサンゼルス、ボルテイモアなどの大都市でも採択されています。

●自民、改憲「Q&A」配布   安倍首相の妄執 国会議員動員
 自民党改憲条文素案について、同党が一問一答形式の資料を作成し、党所属国会議員に配布しています。素案は、9条への自衛隊明記など4項目の改憲を提案しています。9条改憲固執する安倍首相のもと、同党が改憲策動の巻き返しを強めていることが鮮明になりました。  資料の題名は「日本国憲法改正の考え方 『条文イメージ(たたき台素案)』Q&A」で、同党憲法改正推進本部が作成。表紙、目次を含め全15ページで、素案への疑問に答える体裁です。関係者によると同党所属の国会議員事務所に配布されました。 Q&Aは、(1)9条への自衛隊明記の理由(2)緊急事態条項の導入(3)参議院の合区解消(4)教育の充実―の4項目でまとめています。 焦点の9条について素案は、「必要な自衛の措置をとることを妨げず」「内閣総理大臣を最高の指揮監督者とする自衛隊を保持する」という条文を加えます。この追加についてQ&Aは、「自衛権行使の範囲を含め(中略)これまでの憲法解釈についても全く変えることなく」と説明しています。

●日米合同委の密約暴露  今も米軍が日本の空を支配
   米軍機が日本の上空を自由勝手に飛び回り、日本政府は「米軍の運用にかかわる」としていつ、どこを飛んでいるのかも明らかにしない―。今なお米軍が日本の空を支配し、日本政府が米軍機の活動に関する情報を隠し続ける根拠になっているのが、日本共産党穀田恵二議員が22日の衆院予算委員会で暴露し、政府が存在を認めた、米軍の飛行計画や“臨時”の訓練空域(高度留保、いわゆるアルトラブ=ALTRV)などを非公表とする日米合同委員会の覚書=密約(1975年4月30日付)です。
アルトラブ根拠
 日本の上空には本土とその周辺に8カ所、沖縄県とその周辺に20カ所、米軍の訓練空域が提供されています。これに加え、「一時的に設定」し、「時間の経過により終了する」(石井啓一国土交通相)とされる「アルトラブ」が日本全国で設定されており、その回数は年間で1000回に及ぶとの指摘もあります。 「アルトラブ」には「移動型」と「固定型」がありますが、穀田氏は米空軍嘉手納基地の第18航空団が作成した「空域計画と作戦」(2016年12月28日付)を示し、(1)米軍は沖縄周辺に「固定型」アルトラブを拡大(2)その面積は既存空域の1・6倍にもおよぶ(3)空中給油を行う空域も複数、設定している―事実を指摘。さらに、「アルトラブ」は航空路図にも示されていないため、「飛行回避や迂回(うかい)の指示があっても民間機はその存在すら知らず、運航の重大な妨げになっている」と追及しました。 米軍は「固定型」アルトラブの存在を明らかにしていますが、日本政府はこれまで一切明らかにしていません。その根拠が、穀田氏が暴露した覚書です。 また、穀田氏は、米軍が「アルトラブ」拡大を進めてきた15年以降、オスプレイの名護市浅瀬への墜落など重大事故が相次ぎ、「県民の命や暮らしが脅かされている」と告発しました。


昨年、安倍政権は結局国会へ憲法改悪の提案を出せずに終わりました。
これは多数の署名を集めた国民のたたかいと、国会内野党共闘の粘り強いたたかいが結びついた成果です。しかし、安倍政権は諦めてはいません。今年は最大のヤマ場です。改憲阻止3000万署名にさらに取り組み、世論に訴え、さらに粘り強く、大胆に広げましょう。
◎みなさんの、「憲法九条の会・生駒」への賛同募金をお待ちしております。
      「郵便振替口座 00930-9-278631 憲法九条の会・生駒」へお願いします。

・・・・・・こ れ か ら の 予 定・・・・・・
3月19(火) 安倍改憲No!3000万署名(午後2~4時 生駒駅) 2時間ロングラン  核廃絶署名も
4月3(水)と9(火) 2つの署名宣伝(11~12時 生駒駅)      但し4月19(金)は署名行動中止します。
4月24(水) 憲法生駒共同センター運営委員会(13:30~ ゆうほ~)
 
       第175回 「憲法九条の会・生駒」運営委員会
       2019年4月9日(火) 午後1:00~3:00  ゆうほ~

当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(1日運営委員)で構成しています。        
お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。