「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2014年8月9日号

・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・


“軍人の直感”戦争になる 元幹部自衛官 胸中を語る
隊員の命の重み 首相はわかっているのか
集団的自衛権にさわると戦争になる。」三十数年間、専守防衛を信じて、自衛官人生をまっとうした元幹部自衛官の口をついた“軍人の直感”。東日本の静かな住宅街で暮らす元幹部自衛官。人生をかけた自衛隊での生活を振り返りながら「今までは個別的自衛権。日本が外部から武力攻撃があったときだけ、自衛隊は「必要最小限の武力行使」をする専守防衛だった。集団的自衛権は違う。日本が攻撃されていなくても「同盟国」が戦争状態になれば、自衛隊は外国の戦場で武力行使をする。」「戦争になれば、殺し殺されることになる。私は入隊のとき、国を守るため、と教えられたが、これからは同盟国=日米安保条約のために戦争することになる。」戦後69年間、自衛隊は戦場で人を殺すこともなく、殺された自衛隊員もいない。「まちがいなく憲法があったからだ。自衛隊員が戦場で血を流せば、入隊希望者は激減し、やがて徴兵制に行き着く。その先は憲法が禁じる軍になる



●14年版防衛白書 「戦争国家」へ大転換
8月5日の閣議で報告された2014年版防衛白書集団的自衛権容認は「歴史的重要性あり」と強調。秘密保護法は軍事情報の管理を強化、武器輸出を推進する防衛装備移転三原則、軍拡の目標を示す新たな「防衛計画の大綱」「中期防衛力整備計画」など、目白押し。また、辺野古の基地建設について、「速やかに事業に着手する」など、「戦争する国家」への大転換を示しています。

集団的自衛権閣議決定撤回を、被爆者が首相に迫る
広島県内の7つの被爆者団体の代表7氏が、8月6日広島市で安倍首相と会談し、「69年間、1人の外国人も殺さず、1人の戦死者も出さなかったのに、集団的自衛権行使は、殺し殺される国にするものだ」と閣議決定撤回を求めました。しかし首相は「国民の命と平和なくらしを守るためだ」と強弁しました。被爆者団体の吉岡事務局長は、平和公園の記念碑の石棺の「安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませぬから」とあることに言及、「閣議決定」は「この碑文の誓いを破り、過ちを繰り返すものだ」と厳しく批判しました。

●全国7500の憲法九条の会、10月に大行動へ! 核署名410万が国連代表へ
 「九条の会」(中央)は、発足10周年の6月10日、東京都内で講演会を開き、7月5日には「いまこそ主権者の声を全国の草の根から」と題したアピールを発表。10月を全国統一行動月間とし、全国すべての会の行動を呼びかけました。
 いっぽう、8月6日原水爆禁止世界大会では、日本原水協から410万4911人の核兵器廃絶を求める署名が、アンゲラ・ケイン国連軍縮問題担当上級代表に手渡されました。参加者7000人を前にケイン氏は、「核兵器のない平和で公正な社会を達成するまで努力しよう」と呼びかけました。

●みなさんの、「憲法九条の会・生駒」への賛同募金をお待ちしております。
   「郵便振替口座 00930-9-278631 憲法九条の会・生駒」へお願いします。

     ・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・
・8月19日(火)共同センター憲法署名 11~12時 生駒駅
・8月24日(日)夏のつどいX掘糎譴蠏僂粟鐐茲畔刃臓繊1:30図書会館、生駒市平和委員会)
・8月31日(日)第9回九条の会鹿ノ台校区平和のつどい(1:30鹿ノ台ふれあい会館)
・9月6日(土)6・9行動 11~12時 核廃絶署名 生駒駅


       第118回 拡大運営委員会
2014年8月20日(水) 12:30~14:30 たけまるホール研修5
当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。
お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます