しんぶん赤旗奈良県記者ニュース(女性議員記者会見と戦争法案阻止大学習会)

しんぶん赤旗奈良県記者ニュース 7/1付 
女性議員35人アピール
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 奈良の女性4県議、呼びかけた「新安保法制に関する奈良県女性議員アピール」に賛同する
県内の女性県・市・町議員35人中18人が6月30日、県庁で記者会見をおこないました。
呼びかけたのは猪奥美里(民主)、
山村幸穂、小林照代、今井光子(いずれも共産党)の各県議です。
 会見では、今井県議がアピール文を読み
「賛同議員は、県議4人と9市13人、11町18人の35人です。
党派別では民主党4人、共産党20人、無所属11人は、全体の58・3%になります」
と説明しました。
 猪奥県議は「数で押し切られるのが民主主義なら、県内の女性議員の過半数が反対の声をあげている、これも一つの数としていただきたい」と訴えました。
山村県議は「地域から『戦争だけはやめて欲しい』という声が聞かれます、
国会では何が何でも押し通す、こんな暴挙は許されません」と話しました。
出席した市・町議員からは「戦後70年続いてきた平和が、80年、90年と続いてほしい」
(松浦利久子宇陀市議・無所属)。
「すべての基本は、平和であることから、安倍首相が出してきた法案は、
それをないがしろにする中身で認められません」(植田いずみ平群町議・共産)。
など賛同の意見が寄せられました。
 アピール文は、県選出の衆参両院の国会議員に送られます。

しんぶん赤旗奈良県記者ニュース 6/30付 
 
                      外交努力こそ重要
「戦後」を70年で終わらせていいのか~安倍政権の9条壊しにNO!~。憲法9条守れ!奈良県共同センターは26日、森英樹名古屋大学名誉教授をまねいてを奈良市内で開催しました。
 同センターの代表世話人の佐藤真理弁護士が「森先生の話を糧に、とにかく学んで、そして広げ、訴えていく、それを広げていただきたい」とあいさつしました。
 森教授は、「日本は加害の歴史に公的に立ちかえる機会がない」と指摘し、敗戦国であるドイツと日本の「戦後」を比較し、過去に目を閉ざす安倍政権が戦争法案を出す怖さを訴えました。
戦争法案阻止の展望について森教授は、樋口陽一氏の「絶対安全という論証ができないことを国是とし、それほどの決心を求めたのが9条です」という言葉を引用し、「攻められたらではなく、攻められないための外交努力をしていくことが重要だ」と話し、戦後70年の節目に出てきた「戦争法案」を「絶対に戦争しない・させない」の分厚い世論で戦争法案を包囲していかなければならないと訴えました。