しんぶん赤旗奈良県記者ニュース(弁護士会学習会と県民集会)

奈良弁護士会主催;「安保法制の実像」伊藤真講演
しんぶん赤旗奈良県記者ニュース 7/10付
弁護士会学習会に300人
奈良弁護士会と日本弁護士連合会は8日、
伊藤真弁護士を招いて「平和安全法制」の実像
憲法の基本から考える~と題して学習会を
奈良市内で開催し300人が参加しました。
 伊藤氏は「人減擁護と社会正義の実現を使命とする弁護士は、
戦争を可能にするような法律は許さないし、
憲法を無視するような政府、国のやり口は許さない」と話し、
明治憲法から日本国憲法への憲法価値の転換や
日本国憲法の理念と基本原理、立憲主義について説明しました。
 また、「憲法とは、国家権力を制限して、国民の権利・自由を守る法」だと話し、
自民党が考える改憲草案は、憲法が国民を支配する道具に変質し、
「戦争できる国」にしようとする危険性があると訴えました。
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子供向けの憲法の絵本ですが、ぜひ、大人にも読んでほしいと
 
 伊藤氏は、
「この国をどんな国にしたいのか、私たち自身が覚悟を決め、
憲法を知り、自立した市民として声をあげることが必要です」
と訴えました。
 会場からの「これからの2ヶ月間に有効な手段や方法を教えてください」
という質問に、伊藤氏は
「事実を絞って伝えながら、表現の自由憲法の義務を最大限に行使して、
ゆっくり急ぎながら声を上げつづけること」と答えました。
 


 
奈良共同センター主催;安倍暴走ストップ奈良県民集
しんぶん赤旗奈良県記者ニュース 7/8付
天下国家の一大事
民集会に900人

「9条守れ!」「平和を守れ!」「未来を守れ!」と
900人のデモコールがドラムやタンバリン、
笛の音と一緒に、七夕の空に響きました。
 憲法9条守れ!奈良共同センターは7日、
「安倍暴走政治ストップ!戦争法案阻止!7・7奈良県民集会」
近鉄奈良駅前広場で開催しました。
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同センター代表世話人の佐藤真理弁護士が
「安倍政権は、日本をふたたび戦争する国にしようとしています、
暴走・策動を食い止め、ストップをかけるために、
皆さんがんばりましょう」と呼びかけました。
奈良弁護士会の児玉修一会長は、
「今回の法案は、どのような枠組みで考えても憲法違反であり、
憲法改正をすることなく、法律だけでやってしまうのは立憲主義に反する」と
連帯のあいさつをしました。
日本共産党の山村幸穂県議も
「大きな怒りの声が広がっています。
この力で、絶対にこの法案を通さない、たたかいぬく決意です」
と訴えました。

 参加団体の
新婦人奈良県本部や奈良教職員組合
奈良県平和委員会が挨拶をおこない、
集会アピールが採択されました。