「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2016年1月1日号(部内資料)

憲法九条の会・生駒」お知らせ 2016年1月1日号(部内資料)

 ・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・
 
    安保法制(戦争法)の廃止へ「市民連合」結成!
       2000万署名の成功と、参院選野党候補1本化を訴える
  12月20日、戦争法に反対してきた諸団体、「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」「安全保障関連法に反対する学者の会」「学生グループSEALDs(シールズ)」「安保関連法に反対するママの会」「立憲デモクラシーの会」の5団体の代表は、都内でそろって記者会見し、「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」(略称=市民連合)の結成を発表しました。
  市民連合は、方針として、戦争法廃止の2000万署名を「共通の基礎」に置き、
①安全保障関連法の廃止
立憲主義の回復(集団的自衛権行使の閣議決定の撤回を含む)
③個人の尊厳を擁護する政治の実現
――ーに向けて野党が共闘することを求め、来年の参議院選挙の32ある1人区のすべてにおいて、市民連合は「野党が協議・調整することによって候補者を1人に絞り込むことを要請する」とし、自民・公明に勝利して傲慢な権力者を少数派に追い込もう、としています。

  市民連合は、2000万統一署名の共同呼びかけ29団体の個人有志、及び市民連合の理念と方針に賛同する諸団体有志及び個人によって組織される。また各地域において、野党又は無所属の統一候補擁立を目指して活動している市民団体との連携をはかる、としています。
  さらに、4月予定の衆院北海道5区補選で勝利を目指して、非自民候補の応援に入る。また熊本、石川、山形、鳥取・島根合区などいくつかの県で、野党統一候補の準備が進んでおり、そういう世論を高める努力をしていく、としています。


● 全国各地で、戦争法廃止2000万統一署名、集会とパレード
  戦争法の強行採決から3カ月目にあたる12月19日、神奈川県内では60箇所で署名活動を展開、約2500筆を集めました。また、栃木県宇都宮市佐野市日光市鹿沼市などの各市、新潟県長岡市福島県JR福島駅でも署名活動を展開、北海道札幌市では約1000人が集会とパレード、埼玉県庁前では約500人が集会とパレード、東京都新宿区では民主党日本共産党社民党の議員が参加した「NO WAR!新宿アクション」が集会とパレードを行い、北区では2500人の集会で民主党日本共産党、生活の党、社民党の代表及び総がかり行動実行委を構成する3団体代表があいさつしました。さらに東京では高校生らの「テイーンズソウル」が呼びかけ、表参道、原宿、代々木を1000人がデモ行進しました。  

 名古屋市の繁華街では「シールズ東海」ら1000人がデモ行進しました。京都では弁護士会が市民集会を開催し、民主党福山哲郎議員があいさつ、日本共産党大門みきし議員らがメッセージを寄せ、広島市の繁華街でも150人が集会とパレード、大阪御堂筋では制服姿の高校生ら200人がデモ行進し「高校生なめんな」「うちらの未来に戦争いらん」と訴えました。その他山形市金沢市長野市高岡市魚津市奈良市四万十市高松市などで、戦争法廃止を求める集会・パレード・署名活動が行われました。
  翌20日には学生団体「シールズ関西」が呼びかけ、京都市中心街で1800人がデモ行進しました。生駒市では19日に「生駒フォーラム」が、21日に「憲法生駒共同センター」が行動しました。

● 熊本、山形、長野などで野党統一候補擁立への動き
  熊本県民主党日本共産党社民党、維新の党、新社会党の5党は、安保法制に反対する県内市民グループ50団体でつくる「戦争させない・9条壊すな!くまもとネット」からの野党統一候補の擁立を求める要請を受けて、12月15日県庁内で協議した結果、参院選熊本選挙区で無所属の統一候補を擁立することで合意し、同23日に阿部広美弁護士が立候補を表明しました。
  「戦争やんだ!やまがた県民の会」は、12月19日戦争法廃止を求める県民集会を開きました。同県民の会は、山形県9条連絡会、山形県憲法を守る会、新日本婦人の会、県民医連、県労連、県平和センター、日本共産党社民党新社会党などの42団体と、民主党など協力4団体で構成されています。採択された「戦争法廃止を求めるアピール」の中で、「戦争法に反対する議員の誕生を求め、戦争法に反対する政党、経済界を含め、あらゆる階層、個人、団体が努力を惜しまず、統一候補の実現に向けて共同することを呼びかけます」としています。
  長野県内の子育てママたちと市民グループ21団体は12月19日、「統一候補擁立を求める共同アピール」を連名で発表、同日の「クリスマス・アピールウオーク」(長野市)の場で、民主党日本共産党社民党の代表に手渡しました。
  
● 弁護士グループが安保法制差し止め訴訟、国を提訴
 弁護士で構成される「安保法制違憲訴訟の会」は12月21日、安保法制は違憲・無効として、集団的自衛権行使の差し止め(自衛隊出動差し止め訴訟)や、平和的生存権侵害などによる精神的損害の賠償請求(国家賠償)を求める裁判を起こすと、衆議院第二議員会館で記者会見して発表しました。同会は、3月に戦争法が施行された後、高裁がある8都市の地裁に上記訴訟を起こすほか、その他の地裁にも訴訟をおこす予定。原告代理人として、全国で約300人の弁護士が名乗りをあげています。
 共同代表の伊藤真弁護士は、「この訴訟のゴールは立憲主義国民主権の回復だ。憲法を守ることが、国会議員の最大のコンプライアンス法令遵守)だ。その当たり前のことを、この国に根付かせなければならない」と訴えています。
 この裁判の原告としては、一般市民をはじめ、戦争体験者、基地や原発の周辺住民など広く国民に参加してもらう。また弁護士費用など、すべて無償として誰でも気軽に参加できるようにする、としています。

● 生駒で、戦争法廃止2000万署名を成功させるための交流会開かれる
  12月12日、上記の交流会が開かれ、16名が参加しました。団体は9団体(生駒市平和委員会、生駒革新懇、新婦人生駒支部憲法九条の会・生駒、年金者組合生駒支部、生駒生健会、原発ゼロへ・生駒の会、みんなの会・生駒、日本共産党生駒市委員会)、また市会議員は市民ネット吉波伸治議員でした。
生駒における2000万署名運動にどう取り組むかについて討議し、以下の点を申し合わせました。
  各団体は独自に取り組むとともに、共同行動として近鉄生駒駅での署名・宣伝活動は、「総がかり行動実行委員会」が全国的に提起している毎月3日及び19日にロングラン宣伝として取り組む。具体的には
   1月3日(日)、1月19日(火)、2月3日(水)、2月19日(金)、3月3日(木)、3月19日(土)、
   4月3日(日)、4月19日(火) (但し、1月3日は午前11時から30分間「アベ政治を許さない」のプラカードを多数掲げる。他はロングランの署名・宣伝活動――時間はいずれも午後2~5時)

                                         
       ◎みなさんの、「憲法九条の会・生駒」への賛同募金をお待ちしております。
      「郵便振替口座 00930-9-278631 憲法九条の会・生駒」へお願いします。
 

         ・・・・・・こ れ か ら の 予 定・・・・・・
1月3日(日)「アベ政治を許さない」プラカード行動(11時~11時半 近鉄生駒駅
・1月6日(水)6・9行動 核廃絶署名(11~12時 生駒駅
・1月10日(日)小林節講演会(15~17時セイセイビル 要事前申し込みFAX 0743-75-3325へ住所・氏名・電話)
・1月13日(水)佐藤真理弁護士戦争法学習会(18:30~県文化会館AB)
・1月17日(日)内藤功弁護士講演会(戦争法廃止へ、国民運動の展望 13:30~16:30生駒市図書会館)
1月19日(火)戦争法廃止ロングラン署名(午後2~5時 生駒駅)(2月3日(水)も同時刻、同場所)
・1月30日(土)浜矩子講演会「経済学者が語る日本の戦争と平和」(14時~いかるがホール)

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第137回 「憲法九条の会・生駒」運営委員会
     2016年1月5日(火)12:30~14:30 於たけまるホール研修1
  当会は運営委員を決めていません。
当日参加された会員(1日運営委員)で構成しています。
        お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。