DVD「わしも死の海におった」 鑑賞会のお知らせ 4/14

原発カフェ  原発ゼロへ・生駒の会」 
  是非お越しください
DVD鑑賞会 
「わしも死の海におった」
日時:414日(木)2-4
場所:ららポート3F生駒駅前)


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 1954年3月1日、ビキニ環礁におけるアメリカの水爆実験で「死の灰」に襲われた「第五福竜丸」乗組員23人が被災。6カ月後に久保山愛吉無線長の死と大量のマグロ廃棄が、国民にショックを与え、原水爆禁止運動が広がる契機となりました。

 しかし、広島、長崎に続く「第三の被ばく=ビキニ事件」はいまだ全容が解明されていないのです。一連のビキニ核実験当時、1000隻を超えるともいわれる漁船等が付近海域におり、多数の船乗りたちが「死の灰」をかぶったのに、日米両政府は翌年、アメリカが日本に慰謝料=200万ドルを払うことで政治決着となり、被害の実相をうやむやにされてしまったのです。被災者は第五福竜丸だけではないと4半世紀も真相を追い続けている人たちがいます。
 
1985年、教え子の高校生らが自分たちの町にもビキニの被災船員がいることを知ったことから山下正寿さんの追跡が始まります。粘り強いこれまでの調査活動で、被ばくマグロを廃棄した漁船の3分の1は高知の船だったこと、若くして原因不明の死亡、健康の不安におびえながら暮らす元乗組員や遺族の実情などを明らかにしてきました。 この重大な被ばくの真相が、近年公表された米機密公文書から裏付けされたのです。
 
 
 
 
 
2016-04-06
溝川悠介
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