「憲法九条の会・生駒」2011年5月9日号 お知 ら せ

(最近の、普天間核兵器、安保、改憲など、憲法9条に係わる内外の動きを掲載)

 

改憲派議員が大会) 民主、自民、公明、みんな、国民新、たちあがれ日本などの改憲派議員で作る「新憲法制定議員同盟」(会長・中曽根元首相)が、4月28日国会内で「新しい憲法を制定する推進大会」を開きました。自民党の大島副総裁は「今年は憲法改正に全力をあげる。改正試案の詰めの作業を進めている。」「衆参で憲法審査会をしっかり設置する。」などと決意を表明。また鳩山前首相が議員同盟顧問に復帰しました。まず国会の3分の2以上の賛成を必要とする改憲発議要件を、2分の1へ緩めるための憲法96条改正をめざす議運を5月中に立ち上げる予定。マスコミが大震災報道一色の裏で、着々と改憲への準備が進んでいます。

 

 (国内最大2万2千人が原告となって、第3次嘉手納基地爆音差し止め訴訟) 午後7時から午前7時までの、一切の航空機の離発着禁止を求めて、この4月28日に3度目の提訴が那覇地裁沖縄支部で行われました。第1次は1982年提訴。その1994年の判決は、米軍基地では初めて爆音が受忍限度を超える違法な侵害行為と認定、 2009年の第2次判決では、国に騒音改善の政治的責任があると明確に指摘。にもかかわらず、日米両政府は違法状態を放置し続けているのです。

 

 

 憲法九条の会生駒・6周年「平和を考える学習会」に約60名が参加、活発な討論が行われました。  

  5月2日午後1:30より、生駒市コミュニテイーセンターで、講師に元立命館大学教授 鈴木良先生を招き、「戦争ではなく話しあいで」と題して、約60分の講演を聞きました。東日本大震災原発事故に関連して、原発は最初からアメリカに技術依存しているが、日本の原発複合体(官界、電力会社、ゼネコン、巨大銀行)を中心に、原発は国策となって導入され、政府も電力会社も安全神話をふりまいてきた。新聞・TVを支配し、原発批判者は番組から降ろされた。真実が国民に知らされない情報統制がある。これは憲法の問題。また被災地での「トモダチ作戦」で在日米軍のイメージアップ。あと沖縄の実態、米軍再編の内容などにふれて、最後に、原発見直しが世界中に広がりつつあること、アセアン・中南米・アフリカなどで、地域的平和共同体への動きが進んでいること、などに注目して、講演を締めくくられました。休憩のあと、3つの分散会に分かれて、意見や質問が活発に出されました(詳細は次号)。資料代カンパに36,300円、大震災救援金に4,100円が寄せられました。

 

 俵口小校区・憲法九条の会主催「第7回平和を考えるつどい・平和の作品展」

4月10日から23日まで開かれ、160名が来場されました。

 

・・・・・・・・・・こ れ か ら の 予定・・・・・・・・・・・・・・・・  

・5月22日(日)奈良県母親大会 9:30~16:00 天理市立中央公民館、天理市民会館。協力券1000円    和太鼓、弦楽4重奏。講演2つ;ちひろ美術館松本猛さん「21世紀輝け子どもたち、生かそう憲法」及び    大阪府大名誉教授溝川悠介さん「いま福島原発で何が起こっているのか」

・5月24日(火)北西和九条の会交流会 10:00~12:00 河合町まほろばホール

・6月12日(日)1:30より「生駒南第二小学校区・九条の会」創立集会。500円 
   生駒コーラス「樫」、今正秀先生の講演、劇団シアター生駒の演劇、と内容豊富です。

・6月26日(日)生駒市母親大会 10:00~16:00 生駒市コミュニテイセンター 

 

 

 

             第82回運営委員会 

 日時と場所;2011年5月13日(金)9:30~12:00 生駒市中央公民館和室C   

議題;情勢、今後の活動、その他  

当会は運営委員を決めていません。

当日参加された会員(1日運営委員)で構成しています。  

お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。