「平和を考える学習会」分散会のまとめ (続き)

                   No.3

 

・情報も自分で探せばいろいろ出てくる。ブログや一般紙の中にも光る記事はある。

 

・母乳から放射能・・・こうした現実から母親運動が起こったように、女性を中心の運動が必要では。

 

{日米関係}

 

・今日の講演では、日米安保の裏表の姿を話されたと思う。また、在日米軍の抑止力問題は依然として大きい。震災の一方で日米軍事同盟が強化されている。

 

・いま日本は平和に見えるが、これはエセ平和で単に戦争をしていない状態でしかない。沖縄は戦後本土のために切り取られた。米軍が戦争抑止力だという肯定論はいまなお根強い。終戦直後、みんなその日その日を平和に食べられること、これこそ平和だと実感した。ひろしま、長崎、沖縄、これこそが戦後の原点だ。憲法9条は世界の人類に適用されるべきものだが、いまその実効性が問われている。

 

・今日の原発問題、沖縄基地問題、米軍再編と日米安保体制強化の方向とが一体化している、本質的に生活や平和をめぐる国民との矛盾も、ここから生まれていることも明らかになったように思う。

 

 {その他}

 

・自分の戦争体験を子どもたちに伝えている。すばらしい感想も寄せてくれる。しかし、なかなかそういうチャンスは少ない。

 

・いろいろ考えていたことが、今日整理がついた。TVや新聞については、番組・記事でおかしい点は、どんどん言おう、投書しよう。良い番組も評価し、頑張ってる記者を応援しよう。

 

・教職員は多忙。こうした事態を受け、授業の中でどう展開したらいいかも、なかなか話しあえない。若い先生方の組合への結集も弱い。

 

鈴木先生の「聞き上手になれ」は大切。訪問し、顔つきあわせて話す努力がぬけてはダメだ。

 

・「原爆と原発の違い」、「原発をなくし、見直す」と平和運動のすすめ方、又、世界各地での反米運動とアメリカの世界戦略、それを受けての日本の政府と財界の動き、どうしたら日米安保を廃棄できるか、「九条の会の輪を広げる課題」、これからも集まったらお互いにおシャベリをする、よく相手の話しを聞き、統一の輪を大きくする、などです。これからも情勢に見合った幅広い分野での取り組みを進めたいものです。