「憲法九条の会・生駒」お知らせ2013年2月4日号

〒630-0246 生駒市西松が丘25-98(長尾方)
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発行責任者  池田順作 TEL/FAX(0743)76-8788



・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・

九条の会、3月に学習講演会「憲法9条の新たな危機に抗して」

九条の会」事務局は、1月28日国会内で記者会見し、同事務局と九条科学者の会の共催で、3月3日に学習講演会「憲法9条の新たな危機に抗して」を開く、と発表しました。法政大学の五十嵐教授(政治学)による「日本政治の右傾化と憲法の危機」と、大阪市立大の松田特任教授(国際法)による「ここが危ない!集団的自衛権」の2つの講演が行われます。
昨年12月の衆院選挙で、自民・公明で衆議院の3分の2を占め、これに日本維新の会みんなの党改憲で連合する状況のもとで、9条守れの草の根の世論の発揮が求められています。記者会見で「九条の会」の小森陽一事務局長は「改めて全国7千を超える九条の会が、今こそ運動を活性化させ強化していきたい。」と述べました。
作家の大江健三郎さんは「まったく新しい全国規模の大きい運動を、もうすでに老年の呼びかけ人の1人として、なによりも祈念します。」

沖縄全41市町村長・議長・県議33人など144人が東京に勢ぞろい、政府に建白書を提出
昨年9月にオスプレイ配備に反対する沖縄県民大会を10万人の参加で成功させた同大会実行委員会が主催して“オール沖縄”の思いを安倍首相に直訴する「NO OSPREY東京集会」が1月27日、日比谷野外音楽堂で開かれ、全国各地から4000人以上が参加しました。壇上には、沖縄県41すべての市町村長や市町村議会議長(代理含む)、県議33人など計144人が勢ぞろいし、「沖縄の怒りは頂点に達している。」「平成の沖縄一揆だ。」と気迫の訴えをしました。
集会は、本土復帰41年の沖縄で「米軍はいまだに占領地であるかのごとく傍若無人に振る舞っている」ことへの怒りの「建白書」を確認しました。翌28日代表団は.スプレイの配備即時撤回∧瞳撹疆郡峇霖呂諒頂拭ε欝遏県内移設断念、を求める「建白書」を安倍首相に手渡し、外務省、防衛省内閣府、米大使館にも要請を行いました。


安倍首相の、村山談話河野談話見直し発言

昨年12月31日付け産経新聞インタビューで、安倍氏は2つの談話(日本の植民地支配と侵略に「心からのお詫び」を述べた1995年の村山談話、「慰安婦」問題で旧日本軍の関与と強制を認めた1993年の河野官房長官談話)を見直すと語りました。これについて、1月3日のNYタイムス紙は「安倍氏の恥ずべき欲求」と題する社説を掲載、上記見直し発言を批判、さらに1月29日NY州議会上院は「1930年代から第2次世界大戦を通じて、日本がアジア・太平洋諸島を植民地および戦時占領した間、およそ20万人の若い女性が脅迫されて、強制的な軍による売春行為である「慰安婦」制度に組み入れられた」とする決議を全会一致で採択。会議後提案者は「これは20世紀最大の人身売買事件の1つ」「日本政府は公式に謝罪すべき」と語りました。

●1月21日、奈良県九条の会ネットワーク作り会議(県教育会館)

・・・・・・・ こ れ か ら の 予 定  ・・・・・・・・
・2月6日(水)11~12時 6・9行動 核廃絶署名 生駒駅
・2月9日(土)生駒南第2小校区九条の会「冬のつどい」(1:30同小学校多目的ホール
        新舞踊とお話し「わたしの戦争時代の体験」
・2月19日(火)生駒・葛城九条の会交流会



第101回運営委員会
2013年2月14日(木) 12:30~14:30  たけまるホール(旧中央公民館)和室C
当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(一日運営委員)で構成しています。
お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。