2021/1/23 憲法生駒共同センター、国際署名生駒センター(号外)
新年早々、生駒駅は横断幕とマイクで大宣伝!
(3回計62人参加)
1月9日; 憲法守れ! 軍事費削ってコロナ対策へまわせ! 2021年1月23日 憲法生駒共同センター、国際署名生駒センター(号外) |
手足がかじかむような寒い日、新型コロナ感染の不安ありながらも、マスク姿の多数の方々が生駒駅に集まって1列に並び、菅政権の悪政に怒りをぶつける横断幕やプラカードなどで、今年初めて市民に元気にアピールしました。
「頑張ってください」「署名をさせてください」など、通りがかりの市民からも積極的な反応がありました。
2017年の国連で採択された核兵器禁止条約は、批准国が51となり、この1月22日に正式に発効し、核兵器は国際法で違法という位置づけとなり、核保有国は国際法違法国家となりました。
原水爆禁止運動は、唯一の被爆国日本でスタートし、核兵器の悲惨さ、残虐さを世界に訴え続け、半世紀以上に及ぶ粘り強い運動が世界の世論を動かして、この条約に結実しました。 国連は第2次大戦で勝利した大国が支配する傾向が強かったのですが、ここへきて世界の小さな国、途上国を含む多くの国々が、大国の圧力や干渉をはねのけてこの条約を成立させ、21世紀の新しい世界の姿を示しています。 世界中から国連に提出された「ヒバクシャ国際署名」は合計なんと1370万筆! 被爆国日本は相変わらず米国の核のカサにしがみつくのはもうやめて、条約に調印し国会で批准すべきです。
奈良では県文化会館前の広場、その他多くの場所で集会を開き、条約発効を記念して、鐘や楽器で賑やかに祝いました。生駒駅では33名も参加し、最後に「原爆許すまじ」などを歌いました。
(I(アイ) CAN(キャン)核兵器廃絶国際キャンペーン・ノーベル平和賞受賞 が呼びかけ、米国・欧州など世界155か所で発効を祝いました。)
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安倍前首相は在職7年8か月の間、9条改悪の旗を振り続けたが、強力な旗振りは彼以外になく実現に失敗して、昨年9月の辞職の弁で『断腸の思い』だと語りました。菅政権はその教訓から自民党全体の布陣として、バリバリの日本会議及び靖国派議員の衛藤征士郎を自民党改憲推進本部長に据え、重鎮の細田博之を衆院憲法審査会長に、そして改憲推進本部は、二階自民党幹事長ら党内7つの派閥の全ての領袖を顧問に起用、改憲への挙党体制にしました。
衆議院憲法審査会は、昨年5月28日の自由討論以来閉店していたが、菅政権発足後の11月19日と26日、さらに12月3日と立て続けに開き、国民投票法改正案を討議しました。しかし早く採決したいという自民の前のめりの姿勢に、立憲や共産が反発して採決を拒否、議論は平行線で終わりました。
だが、12月24日衛藤改憲推進本部長は党内各派幹部を集め、1月の通常国会で憲法審査会を開き、国民投票法改正案の採決に持ち込む方針を伝達しました。二階幹事長は衛藤氏との会談後、「改憲について通常国会で正面に立って対応する」と表明しました。改憲強行突破の危険が迫っています。
この危険を多くの人々に知らせ、反対世論を急速に高めましょう。
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次の行動は、2月9日(火)及び2月19日(金)の11~12時、生駒駅でのスタンデイングです。多数参加しましょう。