「憲法九条の会・生駒」2011年8月8日号お知 ら せ

 

(最近の、普天間核兵器、安保、改憲など、憲法9条に係わる内外の動きを掲載)

 

(相次ぐ改憲発言 夏の“変”)

去る6月7日、「憲法96条改正を目指す議員連盟」設立総会が、民主、自民などの改憲派議員約100名で行われました。自民党は昨年改訂した新綱領で、改憲政党としての性格付けをより鮮明にしました。

石破政調会長は、「少なくとも改憲を党是とし、集団的自衛権をの行使を公約として掲げる自民党はそうであらねばなりません。そうでなければ自民党の存在意義などないに等しいとすら私は思います。」

自民党国家戦略本部は、改憲を中軸とした新綱領に基づく中長期の政策の方向をまとめた報告書(7月19日)で、東日本大震災への対応を口実に、武力攻撃を含む緊急事態に対応可能な憲法を整備(改憲)する必要を強調しました。

 

改憲議連の民主党側代表の小沢元環境相は、7月27日の政策提言で「改正要件(憲法96条)を緩和するための憲法改正を」強調、また「たちあがれ日本」議員などで作る政策集団創生日本」(最高顧問・平沼赳夫、会長・安部晋三)も7月19日の運動方針で「先ず憲法96条改正に向けた運動を推進する。」と強調しました。

 

改憲第一歩のターゲットは、サンフランシスコ講和条約締結60周年の、来年4月28日!)

 

 改憲議員連盟の中曽根元首相も、この4月の推進大会で「サ講和条約60年、憲法だけ変わってないのは怠け者ではないかと子孫から言われる」と、来年4月28日をターゲットにして、改憲機運の盛り上げをはかるとしています。

 

 福島県9条の会は、「福島第1原発の『巨大人災』にあたって」という声明を発表しました。(↓↓欄に掲載)

 

 7月26日、生駒・葛城9条の会交流会(大和郡山市民交流館)が開かれました。「9条の会・へぐり」「奈良広陵9条の会」「河合9条の会」「憲法9条の会・王寺」「9条の会・やまと郡山」そして「憲法9条の会・生駒」が出席し(欠席は、三郷9条の会、かんまき9条の会)、それぞれの活動を報告して、交流しました。生駒の活動が学ぶべきことが、たくさんありそうです。(詳細は、↓↓面「葛城・生駒九条の会交流会報告」に掲載)

 

 8月6日、生駒駅前で「6・9行動」核廃絶署名を行いました。