「憲法九条世界会議・関西2013」

憲法九条世界会議・関西2013」
生駒は「参加型」ブースにして良かった
                                                    長尾強志

憲法九条の会・生駒」のブースは、やると決めたものの、どんな内容でするのかのイメージはなかなか出てきませんでした。
「責任者」ということで考えたことは、「参加型」にするということだけでした。前回のブース写真を見てもほとんどが「販売形式」のものばかりで参考にならず、「鹿ノ台校区と俵口校区のメッセージ」「イラク戦争の地球のまわりを9条の花で飾る」「参加者のメッセージを書く」ということを決めてからも、「果たして参加していただけるのか」全く予想がつきませんでした。
ただ、今の状況で、「広く一人ひとりが出来ることで主体的にとりくむ運動」が重要だという思いが強く、準備を進めました。分担や内容を決めていく中で、みなさんの力を出しあうイメージができ、楽しみにもなってきました。
当日の朝8時過ぎにはみんなで集合して準備し形が出来ると、2ブースを申し込んでおいて良かったと思いました。池田さんの準備したクッキーやバッジ、松本さんや本部作成の九条Tシャツ、溝川さんからの書籍、谷山先生の紹介で「サシチはガジュマルの木の上で」の著者・小川さんとご主人、それに知り合いの出版社の方も来られ、沖縄戦原発・原爆・改憲論などの書籍の並ぶブースが仕上がりました。なかなかのもんだと自画自賛。「生駒ブース」の案内ビラも配布して一日が始まりました。
書籍、Tシャツ、クッキー,バッジ販売では、ほとんどを売りきりました。とても気持ちよく、やりきった感じになりました。
 心配した「参加型ブース」も、初めはなかなかでしたが、参加者に声かけを始めてから人が増え始めました。
 下は5歳から年配者まで、気持ちよく参加され、メッセージ(5歳の子は絵)も花も埋まりました。特に子どもたちや若いお父さん・お母さん、若者の参加もあり、それがすごく励みになりました。「写真を撮っていいですか」いう若者もいて、大成功だと思っています。参加者の9条の花とメッセージで「9条で戦争のない世界」が埋まりました。
 最後にブース前で生駒からの参加者が集合して写真を撮ったのも、とても印象深いものがありました。この一体感を大きくしたいものです。
 憲法九条の会・生駒だけでなく、いろいろな団体に呼びかけて行ったブースの準備や運営での体験を生かして、さらに広く「憲法改悪に反対」「9条を守れ」の活動に参加していただけるよう頑張ってまいりましょう。
あれから『サシチはガジュマルの木の上に』の絵本を、プレゼンテーション用につくりました。これを使って子どもや若いお父さん・お母さん方にも参加していただける機会があればと思っております。運営委員でお見せできる機会があればいいですね。
ご苦労様でした。