日豪両政府は、核兵器廃絶が、議題にならないよう ???

2008年、NPT再検討会議に貢献するためと称して、日豪両政府が主導して発足した
「核不拡散・核軍縮に関する国際委員会(ICNND、共同議長=川口順子元外相、エバンズ
元豪外相)」は、2009年12月15日に最終報告書を発表、鳩山首相、ラッド豪首相(訪日中)に提出した。

2012年まで  米ロの戦略兵器削減交渉の早期妥結。
包括的核実験禁止条約(CTBT)の発効。

2025年まで  核兵器先制不使用の宣言、核兵器禁止条約にむけた行動など。

2025年以降 「核兵器を抑止力として役にたたなくさせる状況をつくり出す」
と、述べるにとどまり、核兵器全廃にむけた提言はない。

※ 委員会設置は福田内閣時、議長任命は麻生内閣時。