「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2020年3月17日号(部内資料)
・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・
2月21日に明らかになった
本文の「改憲項目」では、改憲の「国民が判断する材料を示すことは政治の責務」だとして、同党が安倍首相提案の「自衛隊明記」の9条改憲を含めた改憲4項目を取りまとめている。そのうえで「早期に衆参の憲法審査会の場における各党各会派の枠を超えた議論は、実施されるべきである」と訴え、「わが党は、各党各会派からの意見・提案があれば真剣に検討するなど幅広い合意形成を図りつつ、憲法改正原案の国会発議に向けた環境を整えるべく力を尽くす」と述べている・・・・野党抱き込みの意図は明らか。新型コロナウイルスで3月上旬予定の党大会は当面延期されたが、いずれ採択される見込み。 自民党の改憲4項目とは、①9条に自衛隊を書き込む。②緊急事態条項を憲法に明記し、国会に諮らずに、政府権限で緊急事態を宣言し政令を決定、言論・集会等国民主権を制限できる。③教育の無償化を明記。④合区の解消、の4項目。9条改憲に加え、野党や国民が反対しにくい項目を絡ませている。③と④は、今の憲法のままで実施は充分可能。②は、水害・震災でも今のウイルス問題でも、有効な対応策は現行法で充分できる。要は政府の姿勢の問題。コロナに関して、緊急事態条項導入が国会に出たことは「改憲への地ならし、誘導か!」との疑惑も。 また「憲法改正に向けた国民的議論を前進させるため、党を挙げて活動を展開していく」と表明。憲法改正推進本部に「遊説・組織委員会」を設置し、全国各地で「憲法改正研修会」を開催する。女性向けパンフレットや街頭宣伝、広報本部が作製したポスターの全国展開やインターネット動画を活用する、などとしている。今年がいよいよ国民と激突、正念場になることは必至! |
通常国会、臨時国会など、最近の4国会連続で安倍政権の改憲案国会提出を阻止してきた野党連合の、粘り強い闘いに呼応して、中央の「9条の会」や「全国市民アクション」は、緊急の改憲発議反対署名運動を呼びかけています。みなさん、これに呼応して1人でも多くの発議反対署名を集めましょう。
●核戦争を想定した、日米合同訓練
下の防毒マスク写真は、米インド太平洋軍ホームページに掲載されており、昨年12月5日滋賀県饗庭野演習場での陸上自衛隊と米海兵隊の実働訓練で、化学、生物、放射線、核除染訓練の模様。
その背景として、米・ロシア両国の中距離核戦力(INF)全廃条約が2019年8月2日に失効したことを受け、米国はロシア・中国を念頭に「使える核兵器」の開発・配備に動いている。米統合参謀本部は「核戦争」との標題の文書で「核戦争で部隊が直面する課題は、核爆発後の放射線下でどのように活動するか、である。物理的知識、生物学的危険性の知識、核戦場での心理的影響、などへのガイダンスとトレーニングについて述べ、核攻撃の後も重要任務の遂行機能を継続させる」としている。トランプ政権はオバマ時代と異なり、核兵器先制使用の選択肢を明確に宣言、核兵器を「抑止力」「報復使用」から「先制核兵器使用」へ大きく舵を切った。安倍政権は、こういう危険な米戦略に全面協力し、自衛隊をますます米軍と一体化させ、上記のような日米合同の実働訓練を重ねている。
●大学入試改革その後の動き
大学入試の英語民間試験や記述式試験導入が頓挫したあと、文部科学省は性懲りもなく、2021年実施の入試から各大学の一般選抜で「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」を評価し、合否判定に使えるシステムを導入する計画。これによって、高校での学びがまるごと電子データに蓄積され、その管理に民間事業者が関与することに、教育現場から深刻な懸念が出ている。その中で、萩生田光一文科相は2月21日の会見で、評価の内容や手法などを、協力者会議を設置して年内をめどに検討すると表明した。
問題のシステムは、教育産業大手のベネッセが参加し開発された「Japan e-ポートフォリオ」(JeP)というウェブサイトです。生徒がベネッセから取得したIDでログインし、「学びのデータ」として、探求活動、生徒会・委員会、学校行事、部活動、学校以外の活動、留学・海外経験、表彰・顕彰、資格・検定という項目ごとに自らのデータを蓄積し、その記録を大学に提出します。
JePの運営は教育情報管理機構という団体ですが、サポートするのはベネッセです。大学入試を利用して民間の事業を学校教育に一層参入させることに、今回の入試改革の狙いがあります。そもそも生徒の「主体性」を入試で評価することに大きな問題があります。例えば、部活の部長は10点、副部長は5点、全国大会出場は40点と点数化すれば、点数のつかない生徒は主体性がないことになる。それが入試の合否につながるとなれば、生徒の学びや活動は打算的にならざるをえない。
入試での「主体性」評価が打ちだされた出発点は、英語民間試験や記述式と同様、安倍首相の私的諮問機関である教育再生実行会議です。今回の入試改革も安倍政権主導のもの、きっぱり中止し、根本からの見直しを行うことが必要です。
●学校統廃合、小中一貫校の動き・・・・・・・生駒市だけではない、全国的な動き
少子化の中、文科省は2015年1月に公立小中学校の適正規模や適性配置に関する「手引き」を60年ぶりに策定しました。小学校は6学級を下回る場合、統廃合などの適否を速やかに検討する必要があるとしています。02~17年度に廃校した公立小学校は5005校、平均1年間に約300校が消えています。
文科省によると、小中一貫教育の2019年度設置数は、義務教育学校が82校、併設型小学校・中学校が461校。前者は9年間カリキュラムが自由に編成され、教員も小中共通。後者は「6・3制」はそのままに、双方が連携しながら、指導内容の入れ替えなどを行える、としています。しかし、少子化の時代こそ学校統廃合ではなく、1クラス定員を欧米なみの20~25人にすべきです。
年末年始のパブリックコメントで、多くの市民から批判的な意見が出されている生駒市は、この3月末に開かれる教育委員会で今後の方針が検討される模様。
・・・・・・こ れ か ら の 予 定・・・・・・
3月19(木) 生駒駅宣伝行動(午後2~3時 生駒駅) 1時間スタンデイング(コロナのため署名は中止)
終了後、「憲法9条の会・生駒」運営委員会(下記)
4月3(金) (11~12時 生駒駅) 1時間スタンデイング(コロナのため署名は中止)
4月8(水) 奈良県9条ネットワーク運営委員会(14時~ 奈良県教育会館)
4月9(木) 生駒駅宣伝行動(午後2~3時 生駒駅) 1時間スタンデイング(コロナのため署名は中止)
4月19(日) 生駒駅宣伝行動(11~12時 生駒駅) 1時間スタンデイング(コロナのため署名は中止)
4月26(日) ハンナのかばん講演会(14時~ セイセイビル文化ホール 石岡史子講演) 500円
5月6(水、祝) 第14回憲法講座(13時半~ 文化会館小ホール 渡辺治) あとパレード予定
5月17(日)第63回奈良県母親大会(9:30~15:30 午前;分科会 午後;講演前川喜平氏)大和郡山城ホール
第186回 「憲法九条の会・生駒」運営委員会 お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。 |
◎みなさんの、「憲法九条の会・生駒」への賛同募金をお待ちしております。
「郵便振替口座 00930-9-278631 憲法九条の会・生駒」へお願いします。
「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2020年3月1日号外(部内資料)
2月23日「憲法9条の会・生駒」創立15周年記念集会特集(詳報) |
2004年12月、図書会館に小森陽一氏を招き「9条の会・生駒」創立集会を開きましたが、2019年12月ですでに15年が経ちました。発端は、2004年6月に大江健三郎氏ら著名な9名の文化人が、差し迫る憲法改悪の危機を訴え、全国に「9条の会」を作って活動の幅を広げよう、と訴えられました。この9名のうち、すでに7名の方々は故人となられましたが、この呼びかけは巨大な力となって国民運動として広がり、全国に約7500団体の「9条の会」が生まれ、これまでの改憲の策動を封じてきました。今や一世代若い12名の「9条の会」世話人が全国を牽引しており、そのうちの1人が今回講演された国際ジャーナリスト伊藤千尋氏です。
◎ 12月19日のプレ集会と、新型コロナウイルス報道
このウイルス報道は2月20頃から急速に大きくなりましたが、当時の奈良県や生駒市の方針に従って、会場に消毒液などを用意し、予定通り集会を開催、会場には約180名が参加し、大きな成功を収めました。だが、この15周年記念集会を必ず成功させること、また新しい情勢に対応して「改憲発議阻止の新署名運動」を開始する意義を、みんなで学習し確認するため、12月19日に学習・交流会を開き、34名が参加しました。こういう準備をへて当日を迎えました。
◎ 夏原幸子さんの、歌とスピーチがすばらしい
「パリの空の下」立津宏祠氏のピアノの音色にあわせて登場した夏原さん、歌われたのは5曲。①ソレアード(涙を微笑みに、憎しみを愛に、戦いを平和に、すべての人々を兄弟にする子どもたち、の素晴らしさ)②ヨイトマケの唄(貧しい土方の母ちゃんの唄)③愛の追憶(兵士に恋した娘、2人で暮らす日を夢見て待ちつづけ、やがて年老いた彼女は戦争が終わったことさえ知らない)④さくらんぼの実る頃(うぐいすの声、恋のよろこび、年老いた今もあのさくらんぼ実る頃が懐かしい)⑤生きる時代(1968年パリ5月革命を背景に愛をうたう)・・・・・これらの歌の背景と意味をスピーチされるとともに、彼女の気持ちを込めて熱唱され、聞く人に大きな感動を与えました。
◎ 迫力満点の伊藤千尋氏、熱のこもった90分の講演
スクリーンに映像を示しながら、最初に日本国憲法9条の記念碑の話をされました。大西洋のカナリア諸島やトルコの地中海に、また日本国内に21か所も9条の記念碑があります。それほど戦争放棄の9条の価値が注目されています。コスタリカでは「平和憲法をもつコスタリカと日本の国民にノーベル平和賞を」と国会決議までしています。コスタリカは憲法に書かれている通り、軍隊をなくし、その予算を教育にまわしました。ここでは教育は無料です。貧しい国でもこんなことができるのは、軍隊がないからです。
憲法9条はアメリカの押し付けではなく、日本の幣原喜重郎首相が熟考を重ねたうえ、発案した提案をマッカーサーに提起し、憲法に入ったのです。これは歴史の事実です。押し付けられた、を理由に9条を変えるなどとはとんでもないことです。
しかし政府は憲法に沿った国づくりをするのではなく、逆に憲法に反する政治ばかりです。どうすればこんな日本を変えられるか、「選挙は負けてばかり」と悲観する必要はありません。大統領を退陣させた韓国100万人のローソクデモ、歌とスマホが活躍しました。「ベルリンの壁」崩壊のきっかけは5人の若者の行動で、東ドイツ・ライプチヒの教会の平和的なデモ、それが弾圧を受けると7万人に膨れ上がり、12万人になると警察も手が出なくなりました。参加した市民は15%です。15%が立ち上がれば社会を変えられます。みなさん、社会を変える「15%」、その最初の「1%」になりましょう。熱を込めて身体ごと訴える伊藤さんの迫力に、参加者は元気と勇気、未来への希望をもらいました。
◎ 終わってから寄せられた伊藤千尋氏のコメント(要点)
コロナ騒ぎの中でしたが、舞台から見て会場はほぼ満員で、みなさん熱心に聞いていただき、僕としても話しがいを強く感じました。15年も続けるのは簡単なことではありませんが、みなさんの強い意志と行動力のたまものです。感想文はみなさん、弾むように書いていらっしゃいますね。こちらが励まされる思いです。お話しさせていただきながら会場を見ると、みなさんの顔が輝いていらっしゃいました。質疑応答で、最初に感想を述べられた女性の方のお言葉にも感激しました。出かけて行って本当に良かったと思っています。ありがとうございました。
◎ 感想文からいくつかの抜粋
1. このような力強いお話を聴く機会を得られて本当に助けられ、力をいただいた思いです。これからも是非多くの人たちにこのような機会を持たれるよう願います。夏原さんの歌に、涙流しながら聞かせていただきました。
2. 「運動の速力をあげるためには、SNSを駆使すること」という提案、そうだと思うのだが、なかなか苦手意識から抜け出せない。社会を変える15%の法則、参考になった。ジャーナリストらしい、現場に足を運んで、事実に基づいての報告は説得力があった。
3. 伊藤先生、本当にお疲れさまでした。私は、初めて参加させていただきましたが、先生の日本を思われる行動、いや世界平和を思われての、いろいろな世界を駆け抜けての行動に感動しました。表に出る部分と裏の世界を知り、もっともっと世の中のことを知らないといけない、と思いました。子どもたちの未来のために、皆で声を上げられる大人になります!!
4. 今まで聞いた講演会で一番でした。なぜなら「ダメだというだけではダメだ」と思うからです。具体的な提案をする。今日の講演は、具体的な提案のアイデアがいっぱいありました。一歩前に行動しようと思います。歌で元気がでますネ。
5. 今日の集会で、生駒はとても早い時期に9条の会ができたことを知りました。生駒はすごいなと思いました。「安倍政権が中村さんを殺した」と言われて、そうだったのか、と思いました。「憲法を守る」とか「9条」というと、何か古いもののようで、若い人にはあまり関心がないように思います。でも、だまっていたら、憲法が変えられていくので、どうしたら若い人にアピールできるか、考えたいです。
6. 本当に分かりやすい講演だった。迫力もあり、映像もあり、文字の大きさも適切でした。15周年、がんばってきたと思います。夏原さんの歌、ずいぶん深い表現だと思います。演劇的な表現も、感動を呼ぶ力になったかな、よかったです。
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「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2020年2月25日号(部内資料)
・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・
「憲法9条の会・生駒」創立15周年記念集会、盛大に開催!
世間ではコロナウイルスで自粛ムードの中、2月23日生駒市コミュニテイセンターで上記集会が開かれて、170名も参加、内容も充実した集会となりました。 小紫生駒市長、中谷市議会議長からも、15周年お祝いのメッセージが寄せられました。 シャンソン歌手夏原幸子さん(南田原在住)が美しい歌声で、平和、子ども、人権をテーマとした5曲を披露、また国際ジャーナリスト伊藤千尋氏は「9条を活かして日本を変える」との演題で、豊富な海外の取材経験を含む約90分間の熱弁をふるいました。 伊藤氏は講演の中で、日本国憲法9条の記念碑がカナリア諸島や地中海のほとりにまであること、また日本国内の21か所に同じ記念碑が立っていること、などは日本の内外で戦争放棄の平和憲法の価値が改めて再認識されていることの現れで、中米のコスタリカは自国の憲法の通り、軍隊をなくした。しかもまわりの国々を説得して戦争を終わらせた。憲法9条はアメリカの押し付けではなく、幣原喜重郎首相が発案した提案をマッカーサーが了承したもの。いっぽう、日本政府は平和憲法に沿った国づくりをするどころか、憲法9条を変えようとしている。今の日本を見て、こんな日本を変えられるか、と悲観的になる必要はない。大統領を退陣させた韓国の経験、「ベルリンの壁」崩壊のきっかけは5人の若者の行動、勇気を出した市民、だから学ぶべきは15%の市民が行動すれば、社会は変わるということ。私たちはその最初の1%になろう、との熱のこもった訴えに、参加者は元気と勇気、未来への希望をもらいました。
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●憲法学者らが安倍首相を「背任罪」で告発
首相主催の「桜を見る会」をめぐって、上脇博之神戸学院大学教授ら憲法学者を中心とした13人が首相を「背任罪」で告発しました。1月14日東京地検に告発状を提出後、記者会見で告発人代理人の阪口徳雄弁護士は「主催者である首相自身が開催要項を無視し、税金を後援会活動に利用した。時効にならない2015年から19年までの予算超過額1億5121万円余の損害を国に与えた。」「予算枠を大幅に超過して、自己が主催する後援会や与党議員、妻昭恵氏らの利益を図る目的で、招待者をいたずらに増やし続け、国に財産上の損害を与えた」としています。
また、「税金私物化を許さない市民の会」は昨年11月20日、地元後援者の無料招待と前夜祭での会費徴収について、公職選挙法違反(買収)や政治資金規正法違反で、安倍首相を刑事告発しています。
●辺野古のマヨネーズ状地盤で、防衛相がごまかし答弁
沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設をめぐって、埋め立て予定地の辺野古東北部海底の大部分がマヨネーズ並みの軟弱地盤で、その深さは最大90mに達し、これまでの日本の作業船の技術では深さ70mまでしか埋め立てる技術がありません。そして政府はこれまで、深さ70~90mは「非常に固い地盤」だとして、70mまでの地盤改良工事で基地建設は可能だと主張してきました。
しかし2月12日の衆院予算委員会に野党から出された「政府調査報告」(作年3月作成)には、政府がこれまで行っていないと主張していた、最深90mの調査地点B27での地盤強度を示す力学試験が行われていたことが、明らかになりました。河野防衛相はデータを示されて、ここは土の種類を調べたが、強度試験は行っていない、と言いはりましたが、データは土の強度を示す「非排水せん断強度」であることは、専門家が見れば明らかなことです。答弁のごまかしは明らかです。そのデータによれば、深さ70~90mの地盤強度は、政府の想定を大きく下回って(想定の3分の1しかない)います。
埋め立て工事が始まった頃にはわからなかったマヨネーズ状地盤の「地盤改良工事」が必要となり、政府の計算でも埋め立ての工期が当初の5年から12年に延ばされ、費用も3500億円から9300億円に跳ね上がっています。しかもこの「地盤改良工事」のためには、知事の「設計変更許可」を得なければならないが、デニー知事は「許可しない」と明言しています。深度70~90mの問題が表面化した今、工期も費用もこれで収まるはずはありません。政府は言い訳け不可能な泥沼にはまり込んでいます。技術的にも建設不可能な辺野古新基地(地盤沈下確実)に拘っていれば、普天間基地の返還は永久に不可能です。
終戦直後、米軍が農民から不法にも武力で強奪占領して作られた普天間基地の土地は、辺野古問題と関係なく、法治国家なら無条件に直ちに持主の県民に返還されるべきです。
●自衛隊と米軍の共同行動が活発に
防衛省は2月14日、自衛隊が行う米軍艦艇や米軍航空機の「防護」について、2019年は計14回実施したと発表しました。自衛隊法95条では、自衛隊と連携して訓練や警戒監視を行っている米軍が攻撃を受けたときは、武器を使用して反撃できるとあり、状況によっては一気に「平時」から「戦時」に移行する危険があります。
「日本版海兵隊」といわれる陸上自衛隊の「水陸機動団」(2018年3月発足)が、1月25日から2月13日まで沖縄の海域で、米海軍・海兵隊とともに水陸両用訓練を実施しました。日米の軍事一体化がいっそう加速しています。
●ますます膨らむ軍事予算、しぼむ国民生活
2019年度の4.5兆円補正予算が成立、うち軍事費は4287億円で、当初予算とあわせた軍事費総額は5.7兆円と史上最高に。また2020年度予算案の軍事費は5兆3133億円と、当初では史上最高。一方、高齢化などによる社会保障の自然増5300億円を1200億円も圧縮、小中学校教職員定数を2199人削減。
◎みなさんの、「憲法九条の会・生駒」への賛同募金をお待ちしております。
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・・・・・・こ れ か ら の 予 定・・・・・・
2月27(木) NHK裁判(宮内正厳氏ら5人の原告本人尋問、奈良地裁で10:30~12:00) 教育会館で報告会
2月29(土) 学校統廃合問題等学習会(10時~全体会、13:15~分科会 奈良教育大付属小)
3月3(火) 2つの署名(11~12時 生駒駅)スタンデイングも
憲法共同センター運営委員会(12:30~ ゆうほ~)
憲法9条の会運営委員会(14:00~ ゆうほ~)
3月4(水) 奈良県9条ネットワーク運営委員会(13時~ 奈良県教育会館)
改憲発議阻止署名推進会議・交流会(14:30~ 奈良県教育会館)
3月8(日) 原発ゼロ奈良の集い(11時半~ JR奈良駅前)
3月9(月) 2つの署名(11~12時 生駒駅)
3月19(木) 2つの署名(午後2~5時 生駒駅) 3時間ロングラン
第185回 「憲法九条の会・生駒」運営委員会 2020年3月3日(火) 14時~15時30分 ゆうほ~ 当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(1日運営委員)で構成しています。 お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。 |
「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2020年1月21日号(部内資料)
・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・
新しい「改憲発議反対の全国緊急署名」にすぐ取り組もう!
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◎みなさんの、「憲法九条の会・生駒」への賛同募金をお待ちしております。
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・・・・・・こ れ か ら の 予 定・・・・・・
2月3(月) 2つの署名(11~12時 生駒駅)スタンデイングも
憲法生駒共同センター運営委員会(12:30~2:30セイセイビル204)
2月9(日) 2つの署名(11~12時 生駒駅)
2月13(木) NHK裁判(元NHKデイレクターや大学教授の証人尋問、奈良地裁で10:15~16:30)
2月19(水) 2つの署名(午後2~5時 生駒駅) 3時間ロングラン
2月23(日) 憲法9条の会生駒創立15周年記念集会(午後1:30~4:00セイセイビル文化ホール)
2月27(木) NHK裁判(宮内正厳氏ら5人の原告本人尋問、奈良地裁で10:30~12:00)
3月3(火) 2つの署名(11~12時 生駒駅)スタンデイングも
3月8(日) 原発ゼロ奈良の集い(11時半~ JR奈良駅前)
3月9(月) 2つの署名(11~12時 生駒駅)
3月19(木) 2つの署名(午後2~5時 生駒駅) 3時間ロングラン
第184回 「憲法九条の会・生駒」運営委員会 2020年1月21日(火) 午後3:00~5:00 ゆうほ~ 当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(1日運営委員)で構成しています。 お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。 |
●「憲法9条の会・生駒」創立15周年記念集会を2月23日に開催します。
みなさん、どうか万障繰り合わせて、多数ご参加ください。
講演される国際ジャーナリスト伊藤千尋さんの記事です。
(民医連月刊誌「いつでも元気2019,12」号より転載)
こちらにも記事あり
MIN-IRENトピックスより⇒https://www.min-iren.gr.jp/?p=39067
「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2019年12月4日号(部内資料)
・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・
2月23日の「憲法9条の会・生駒」創立15周年記念集会へ向けて 12月19日、安倍9条改憲阻止「第4回意見交流会」に参加を 「憲法9条の会・生駒」は2004年12月に図書会館で創立集会を開き、すでに15年が経ちました。 中曽根康弘元首相は生前、「戦後政治の総決算と自主憲法の制定」を繰り返し主張しましたが、自民党右派勢力は飽くことなく改憲の道を追求し、今の安倍政権がそれを引き継いで、いよいよ今年から来年へかけて、その実現へ進もうとしています。 今年7月の参院選で、自民・公明・維新の改憲勢力は全体として議席数を減らし、全体の3分の2を割り込みましたが、この9月の内閣改造で「改憲強力布陣」をひいて、あくまで改憲への執念を見せています。10月以降、和歌山市やさいたま市など、各地で改憲集会を開き、弁士を派遣して、改憲世論の高揚を狙っています。 また今の臨時国会の衆参代表質問や予算委員会審議で、自民はあえて改憲問題を出し、首相は持論を展開し、改憲への執念を語らせています。取り上げたのは、二階、岸田、鈴木、下村、林、世耕氏ら。 2大臣辞任で国会空転したため、かねてから予定していた10月31日の憲法審査会は流れました。しかし、11月7日、11月14日、11月28日と、立て続けに開かれ、各党が意見交換しました。28日には、自民筆頭理事の新藤義孝氏は、「(改憲のための)国民投票法改正案の審議を急ぎ、憲法審査会としての結論を出すのは国会の責任だ」として採決を求めましたが、野党理事は、テレビなどの改憲CMに関する規制(無制限になれば、資金力ある改憲側が世論誘導に有利となる、これを規制すべき)も法案に入れよ、と主張、性急な採決に反対、結局今国会は時間切れで、審議は来年に持ち越されました。 中央の「九条の会」は10月10日に声明を発表、安倍政権の危険な動きを告発しています。生駒では12月19日の、安倍9条改憲阻止「第4回意見交流会」に多数参加しましょう。(下記参照) |
●「憲法9条の会・生駒」が、創立15周年記念集会予定
大江健三郎氏ら著名な9人が呼びかけて2004年7月に「9条の会」が結成され、全国に改憲の危機を訴え、全国各地に「9条の会」結成を呼び掛けられ、それを受けて、「憲法9条の会・生駒」は2004年12月に生駒市図書会館に300人の参加で結成されました。その後全国には9条の会7000団体が生まれました。
いま、国会で憲法審査会が開かれて審議に入ろうとし、来年には改憲発議・国民投票か、と懸念されるいま、「憲法9条の会・生駒創立15周年記念集会」が、2020年2月23日午後に生駒市コミュニテイセンターで開催されます。シャンソン歌手夏原幸子さんの歌、ジャーナリスト伊藤千尋さんの講演があります。情勢の動き、今後の活動方向など、多くの示唆が期待されます。多数のみなさんのご参加をお待ちしています。
●「全国首長9条の会」結成、武村元滋賀県知事、稲嶺前名護市長ら130人超
11月17日、全国の現職・元職の自治体首長らによる「全国首長九条の会」が結成されました。 自民党は、日本会議と協力して改憲世論喚起へ全国各地で改憲集会を開始し「草の根」対決が強まるもと、全国の地方・地域の首長が「9条を守れ」で力を合わせる画期的な動きです。
「会」結成に対し、武村正義元滋賀県知事、稲嶺進前沖縄県名護市長、平岡敬元広島市長、小池清彦前新潟県加茂市長(元防衛研究所長)、川井貞一元宮城県白石市長(東北6県市町村長九条の会連合・共同代表)、松下玲子武蔵野市長(現職)、中川智子宝塚市長(同)ら130人を超える首長、経験者が賛同、呼びかけ人に名を連ねています。
「全国首長九条の会」は、「平和国家日本を後世に引き継いでいくために、所属や立場、信条の違いを超え、『憲法9条擁護』の一点で手を携えてまいりたい」と呼びかけています。
●馬毛島 買収160億円 米軍離着陸訓練基地に
米空母艦載機離着陸訓練(FCLP)の移転候補地とされている馬毛島(まげしま)(鹿児島県西之表市)について、政府が約160億円で用地買収することで地権者と合意したことが分かりました。防衛省は取得手続き終了後、滑走路など整備に着手する方針。
防衛省は、同島の大半を所有する開発会社「タストン・エアポート」(東京都)と売買交渉を進めてきました。今年5月に同社が交渉打ち切りを通告。価格交渉が長引く中、当初鑑定額45億円の3倍超となる金額で妥結しました。
日米両政府は、2006年の米軍再編ロードマップで厚木基地(神奈川県)所属の米空母艦載機部隊の岩国基地(山口県)への移転に合意。11年の日米安全保障協議委員会(2プラス2)で馬毛島をFCLPの候補地とすることが合意されました。合意文書では「南西地域における防衛態勢の充実の観点」から、「(自衛隊の)訓練等のために使用され、併せて米軍の空母艦載機離発着訓練の恒久的な施設として使用される」としており、米軍に加えて、自衛隊機の訓練も激化する危険があります。
馬毛島は多くの住民がいる種子島から約12キロしか離れておらず、地元では懸念の声が相次いでいます。
主権者は地元了解してない
「馬毛島の米軍施設に反対する住民の会」の清水捷治副会長の話 防衛省は、当初鑑定額の3倍超の買収について、財政民主主義の観点からどう説明するのか。滑走路建設に伴うタストン社の違法開発の疑いもあります。主権者である地元が了解しない限り指一本ふれさせません。オール市民の運動にしていきます。
◎みなさんの、「憲法九条の会・生駒」への賛同募金をお待ちしております。
「郵便振替口座 00930-9-278631 憲法九条の会・生駒」へお願いします。
・・・・・・こ れ か ら の 予 定・・・・・・
12月7(土)JR奈良駅東口広場で憲法集会(14~15時半 署名・集会・パレード) 奈良市民連合
12月9(月)2つの署名(11~12時 生駒駅)
12月14(土)教科書奈良ネット21第7回総会(1:30~教育会館、講演山口隆元日教組委員長;道徳教育)
12月15(日)防衛大学いじめ裁判報告会(2:00~4:30 教育会館、原告と母・弁護団報告;一審敗訴)平和委
12月19(木)2つの署名(午後2~3時 生駒駅) あと、セイセイビルで憲法問題学習・意見交流会
1月9(木)2つの署名(1:30~2:30 生駒駅) あと、「9条の会・生駒」運営委員会(下記)
1月19(日)2つの署名(午後2~5時 生駒駅) 3時間ロングラン
2月23日(日)憲法9条の会生駒創立15周年記念集会(午後1:30~4:00セイセイビル文化ホール)
第183回 「憲法九条の会・生駒」運営委員会 2020年1月9日(木) 午後3:00~5:00 ゆうほ~ 当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(1日運営委員)で構成しています。 お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。 |
「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2019年11月11日号(部内資料)
・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・
安倍改造人事、改憲へ向けて強力布陣 10月18日、自民党が和歌山で改憲集会開き、二階幹事長、下村前改憲推進本部長、世耕参院幹事長、石田前総務大臣、鶴保元沖縄北方大臣らが次々とあいさつ、全党一丸の改憲姿勢をアピール、安倍首相のビデオメッセージも紹介。 28日はさいたま市でも改憲集会を開き、岸田政調会長らも講演。 安倍首相は、野党懐柔の「協調派」を要職に配置、日本会議国会議員懇談会会長の古屋衆院議員を党改憲推進本部長代理に起用、さらに「改憲推進・組織委員会」を新設し、古屋氏が同委員長を兼任。 また今の臨時国会の衆参代表質問や予算委員会審議で、自民はあえて改憲問題を出し、首相は持論を展開し、改憲への執念を語らせている。取り上げたのは、二階、岸田、鈴木、下村、林、世耕ら。 2大臣辞任で国会空転したため、かねてから予定していた10月31日の憲法審査会は流れた。しかし、11月7日には開かれ、9月の欧州4ヵ国憲法視察団の報告を受け、ドイツが戦後63回も改定をしたことなどが報告され、各党が意見発表した。 |
●「九条の会」は10月10日に声明を発表、安倍政権の危険な動きを告発
「9条の会」は、草の根からの運動をさらに広げよう、と呼びかけています。11月3日、おおさか総がかり行動実行委員会は2万人集会を、26日はオール埼玉総行動が1万人規模の大行動を、11月3日は国会議事堂前で総がかり行動実行委員会などが大集会、同日は岐阜市、神戸市、広島市、福岡市、盛岡市、2日は京都市、4日は仙台市や奈良市で。
10月19日の全国革新懇交流会で、憲法学者小林節氏は「9条改憲は突然やってくる、と見ている。北朝鮮・中国を理由にしてあおり、国防意識をもって自衛隊をバックアップしないと国は守れない、というキャンペーンを若者中心に広げている。」「安倍は国民投票で『行ける』と踏んだら、アッというまに突貫工事で改憲発議をやってくる。」と警戒。
●「あいちトリエンナーレ」問題で、慰安婦の歴史を否定する
首長たちの発言に「黙っておれない」と怒り、急遽韓国から来日
あいちトリエンナーレで平和の少女像の展示が相次ぐ脅迫で中止に追い込まれ、慰安婦の歴史を否定する首長らの発言を聞いて、元慰安婦李(イ)玉(オク)善(ソン)さん(写真・92歳)が急遽来日、10月5日神奈川県川崎市内で証言、「1942年朝鮮半島南部で2人組の男にトラックに押し込められ、中国の慰安所に連行され、1日に40~50人の相手をさせられ、拒否すれば軍人に刀で刺殺された人もいた。他の慰安婦への見せしめだ。慰安所とは名ばかりで自分らには死刑場だった。」「慰安婦ではなく、性奴隷被害者というべきだ。」「安倍に(抗議しに)会いたい一心で来た」「日本政府が強制連行を否定するのは耐えられない」「日本政府はきちんと反省し、公的な謝罪と賠償をしてほしい」と訴えた。・・・・・・・神奈川新聞10月6日付
●驚くべき規律の乱れとたるみ!米軍戦闘機の墜落事故、さらに戦闘機操縦中に スマホで自撮り、読書まで!!
戦闘機を飛行中、読書にいそしむ米軍パイロット(米軍報告書から)
米海兵隊の11月2日発表によると、岩国空軍基地所属の米軍パイロットが、飛行訓練中に「手放し操縦」「読書」「スマホで自撮り」までしていたこと、また2018年12月に米軍戦闘機と給油機が、高知県沖で夜間空中給油中に接触して墜落し、6人が死亡した事故、さらに2016年4月には沖縄本島沖で夜間空中給油中に接触事故をおこし、嘉手納基地に緊急着陸しながら、それらの事実を隠蔽し、日本政府に報告していなかったこと、などが11月7日の参院外交防衛委員会で暴露されました。11月6日には、青森県の米軍三沢基地で、米軍戦闘機が六ケ所村の民有地に模擬弾が投下されたが、周辺には小学校や中学校がある。この件について、米軍から日本政府や知事への報告・連絡は極めて遅かった。日米地位協定にある「事件・事故」は「速やかに通報」という規定に違反しています。外相は米軍に申し入れるとしていますが、米軍及び米軍兵士の規律の乱れは、想像を絶するものです。
●自衛隊ブルーインパルス飛行と、自衛隊への適齢者名簿提出の件
2016年11月の平城京天平祭での、航空自衛隊のブルーインパルス(展示編隊)飛行は、航空法違反として昨年3月に133名の市民連名で刑事告発しましたが、今年9月12日不起訴処分にされました。検察審査会に不服申し立てを行っています。
また、生駒市を含む県下12の市町村が、隊員募集を目的とした自衛隊への住民基本台帳の提出を行っていることが判明、平和委員会はこれをやめるよう申し入れています。
今年2月の自民党大会で安倍首相が、自衛隊への名簿提供に全国6割の自治体が非協力だと非難し、この状況を変えるために憲法9条に自衛隊を明記する、とさえ言いました。これが圧力となって名簿提出が増えています。
●「憲法9条の会・生駒」が、創立15周年記念集会予定
大江健三郎氏ら著名な9人が呼びかけて2004年7月に「9条の会」が結成され、全国に改憲の危機を訴え、全国各地に「9条の会」結成を呼び掛けられ、それを受けて、「憲法9条の会・生駒」は2004年12月に生駒市図書会館に300人の参加で結成されました。その後全国には9条の会7000団体が生まれました。
いま、国会で憲法審査会が開かれて審議に入ろうとし、来年には改憲発議・国民投票か、と懸念されるいま、「憲法9条の会・生駒創立15周年記念集会」が、2020年2月23日午後に生駒市コミュニテイセンターで開催されることが決まりました。シャンソン歌手夏原幸子さんの歌、ジャーナリスト伊藤千尋さんの講演があります。情勢の動き、今後の活動方向など、多くの示唆が期待されます。多数のみなさんのご参加をお待ちしています。
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・・・・・・こ れ か ら の 予 定・・・・・・
11月19(火) 2つの署名(午後2~4時 生駒駅) 2時間ロングラン(あと運営委員会、下記)
12月3(火) 2つの署名(11~12時 生駒駅)スタンデイングと署名
12月3(火) コスタリカ青年弁護士講演と映画上映(13:30~15:30 文化会館小ホール)
米イラク侵攻を支持した自国大統領を憲法違反と学生時代に提訴、勝訴し、大統領の米支持を撤回させた本人の講演 (下記 チラシ画像)
12月7(土)JR奈良駅東口広場で憲法集会(14~15時半 署名・集会・パレード)奈良市民連合
12月9(月) 2つの署名(11~12時 生駒駅)
12月19(木) 2つの署名(午後2~4時 生駒駅) 2時間ロングラン
2020年2月23日(日) 憲法9条の会生駒創立15周年記念集会
(午後1:30~4:00セイセイビル文化ホール)
第182回 「憲法九条の会・生駒」運営委員会 2019年11月19日(火) 午後4:00~5:00 ゆうほ~ 当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(1日運営委員)で構成しています。 お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。 |
「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2019年10月7日号(部内資料)
・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・
9月11日に発足した第4次安倍再改造内閣の、自民党籍の閣僚19人のうち18人が、「靖国」派改憲・右翼団体と一体の議員連盟に加盟しています(表参照)。 両団体とも、日本の過去の侵略戦争と植民地支配を、「自存自衛・アジア解放」の正義の戦争として肯定・美化する靖国神社と同じ立場から、「憲法改正」・天皇や首相の靖国公式参拝・愛国心教育の強化、などを主張するいっぽう、「ジェンダーフリー」や夫婦別姓には反対しています。 また、安倍首相は自民党憲法改正推進本部長に細田博之前本部長を復帰させる一方、衆院憲法審査会会長に佐藤勉元国対委員長をあてる方針で、彼は4年前の戦争法強行採決で自民党を指揮した張本人であり、まさに「官邸直結」の人物です。これからの憲法審査会でも強行突破を図る危険性があります。 |
●止まらない地球温暖化の危機
「グローバル気候マーチ」の呼びかけで、9月20~27日の1週間、全世界で、185か国、6100か所以上、700万人以上が行動しました。地球環境の危機を訴えるスウェーデンのグレタさん(16歳)は、国連の「気候行動サミット」はまたもや空虚な言葉の洪水のみで、世界の人々を失望させた、と訴えています。この問題に背を向けるトランプ政権と安倍政権の惨めさ、小泉環境相の空虚さ・・・。若者は自分たちの未来の生存に危機感を持っています。現在は77か国が2050年の二酸化炭素排出ゼロ宣言を出している。まだ、77か国! グレタさんは、世界の首脳らが真剣に聞くまで私たちは運動を続ける、と宣言しています。
●安倍改造人事、改憲へ向けて強力布陣
臨時国会は10月4日(金)に始まり、論戦開始されましたが、 この臨時国会では、憲法改悪に係わる国民投票法改定が強行される危険性があります。
安倍首相は、「自民党長年の悲願である憲法改正を、党一丸となって強力に進めていきたい」と、閣僚と党役員にハッパをかけています。
自民党関係者は「思う存分、自分のやりたいことをやれる体制。おそらく安倍政治の総決算を目指すもの」「最後に、一緒に憲法改正をやろうという、オールスター体制だ」と、 今回の人事を評価しています。
私たちの改憲阻止の闘いはいよいよ正念場です。
●2019年防衛白書を発表—宇宙まで軍拡
同盟国に責任分担の拡大を強く求めるトランプ政権に追随し、軍事力の一層の拡大を図る内容です。陸海空に加え、宇宙・サイバー・電磁波という新たな戦闘領域を加えた多次元統合防衛力、領域横断作戦能力を獲得する、として大軍拡路線を打ち出しています。
「優勢な敵の戦力」として念頭にあり、また名指ししているのが中国で、宇宙監視体制の構築、サイバー防衛隊の拡充、相手のレーダーや通信を無力化するための能力を強化する、とし、地上の都市機能を破壊する電磁パルス兵器など、の導入に向けた研究開発を迅速に進めるとしています。
来年度概算要求は、軍事費5.3兆円超え、史上最大。
●暮しの手帖社「戦争が立っていたー戦中・戦後の暮しの記録」に掲載
******* 鹿ノ台の上坂さんの手記
(投稿) 2年前の秋、暮しの手帖社が戦中・戦後の手記を募集されていました。私は、95歳(当時)の父に戦争の話を聞くことが多く、父の経験をぜひ記録として残しておきたいと願い、聞き書きをして応募しました。すると「おまえ、命びろいしたぞ」というタイトルで、小文が掲載されることになりました。
現在、暮しの手帖社創刊70周年記念出版として本屋さんに並んでいます。戦争中「兵隊は1銭5厘(招集令状のこと)の価値」といわれるほど、命が軽く扱われていました。若者たちは、使命感とともに死ぬのはしかたないと、あきらめて兵隊となりました。未来を夢見ることができないなんて、胸がしめつけられます。どうか、そういう世の中が再び来ませんようにと、願ってやみません。(鹿ノ台 上坂和美)
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・・・・・・こ れ か ら の 予 定・・・・・・
10月9(水) 2つの署名(11~12時 生駒駅) 憲法生駒共同センター運営委員会(13時 ゆうほ~)
10月13(日) 鹿ノ台校区9条の会平和のつどい(13:30~ 鹿ノ台ふれあいホール 宮尾耕二弁護士)
映画「ひろしま」上映(13:00~たけまる研修3)平和委員会。生駒自主学習グループ活動の一環。
10月19(土) 2つの署名(午後2~5時 生駒駅)、3時間ロングラン(うち3~4時は主として辺野古問題)
10月29(火) 谷山清さんを囲む会(午後2~4時 たけまるホール研修6)豊かな人生経験を縦横に語られます。
11月3(日) 2つの署名(11~12時 生駒駅)スタンデイングと署名
11月9(土) 2つの署名(11~12時 生駒駅)
11月19(火) 2つの署名(午後2~5時 生駒駅)3時間ロングラン
12月3(火) コスタリカ青年弁護士講演と映画上映(13:30~15:30 文化会館小ホール)米イラク侵攻を支持した自国大統領を憲法違反と学生時代に提訴、勝訴し、大統領の米支持を撤回させた本人の講演。
2020年2月23日(日) 憲法9条の会生駒創立15周年記念集会(午後1:30~4:00セイセイビル文化ホール)
第181回 「憲法九条の会・生駒」運営委員会 2019年11月3日(火) 午前1:00~2:30 セイセイビル201号室 当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(1日運営委員)で構成しています。 お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。 |
憲法九条の会・生駒」お知らせ 2019年9月9日号(部内資料)
・・・(憲法9条に係わる最近の動きから)・・・
防衛省は2020年度軍事費の概算要求を決定しました。総額は5兆3223億円と過去最大になりました。しかも、沖縄関係経費や米軍関係経費は、金額を明示しない「事項要求」としています。これらは、今年度と同水準で計上されれば、5兆5千億円台になります。 海上自衛隊のヘリコプター搭載型の護衛艦「いずも」を、戦闘機が発着できる空母にするため、甲板の耐熱強化工事を行う費用として31億円。米国製最新鋭ステルス戦闘機F35B(1機141億円。欠陥多くて米軍も使わない)を42機、F35Aは105機購入する予定で、合計147機体制は世界最大(その総額は2兆円以上、という爆買い) さらに、ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」導入の関連経費122億円を計上していますが、秋田県と山口県では配備反対の世論は高まり、7月の参院選1人区で秋田は配備反対を訴えた野党統一候補が勝利しました。 これらは、従来日本の自衛隊は「専守防衛」と言っていたのを、完全に憲法違反の敵基地先制攻撃能力の保有・強化を本格的に進めるものです。空母となった「いずも」は米軍機の発着や給油も想定し、自衛隊・米軍が一体となって他国への爆撃を想定しています。(ステルス戦闘機はレーダーにかからないため、敵基地深く侵入できる) |
●「あいちトリエンナーレ」問題は、日本の民主主義の脆弱さを示す
「日本は検閲国家か!?」そんな怒りの声があがっています。あいちトリエンナーレは、2010年から3年ごとに開催されている国内最大級の国際芸術祭です。愛知県美術館で8月1日に開幕した芸術祭の企画展の1つ「表現の不自由展・その後」が、開会わずか3日で中止に追い込まれました。憲法21条の保障する「表現の自由」が侵害された、日本の民主主義の極めて深刻な事態です。
日本軍「慰安婦」を題材にした少女像、昭和天皇の映像作品などの展示が公表されると、テロ予告や脅迫を含むFAXや電話が、実行委員会や愛知県庁に殺到し、県知事は展示を打ち切りました。 もともと「表現の不自由展」開催の趣旨は、慰安婦問題、天皇と戦争、植民地支配、憲法9条、政権批判など、近年公共の文化施設で「タブー」とされたテーマの作品が、いかにして排除されたか、その不許可の理由と共に展示したもので、「言論・表現の自由の重要性を訴える」はずだった、こういう展示まで脅迫で中止になるという事態は、「言論・出版・その他いっさいの表現の自由は保障する。そして検閲はしてはならない。」という憲法21条の重要性を、改めて認識し、強調しなければならない事態です。
同展をめぐって、河村たかし名古屋市長は8月2日、少女像について「日本の国民の心を踏みにじるものだ」と、撤去を求める抗議文を大村知事へ送付、松井一郎大阪市長からも、この展示は問題だと指摘されたことを明らかにしました。また、菅官房長官も文化庁による芸術祭への補助金について、「事実関係を確認・精査して適切に対応したい」と、圧力ともとれる発言をしました。
今回の事態に、日本ペンクラブや芸術団体が次々と抗議の声をあげています。表現の自由を守り、日本を「検閲国家」にしないために力をあわせましょう
●こじれる日韓関係、非難の応酬やめ、冷静な話し合いのテーブルに
発端は、昨年10月の韓国大法院判決で、「戦争中徴用工として日本で強制労働させられた、として韓国人4人が新日鉄住金に損害賠償を求めた裁判で、新日鉄に賠償を命ずる判決」が出され、日本政府が「1965年の日韓請求権協定で解決済みなのに、この判決はとんでもないことだ」として、韓国に対する経済制裁に乗り出したことです。こういう場合、国家間の協定があっても、個人の請求権は消滅していない、というのが、これまで日韓両国政府及び両国の最高裁が認めてきたことです。
実際、中国の強制連行被害者が西松建設を相手におこした裁判で、日本の最高裁は2009年に和解を成立させ、西松建設は謝罪し和解金が支払われました。政府は民間のこととして、一切口を挟みませんでした。
日本政府は「1965年の日韓基本条約、請求権協定ですべて解決済み」を繰り返しますが、「徴用工」や「慰安婦」を含め、戦争中の植民地支配の不当性を一切認めず、むしろ「日本の朝鮮統治は朝鮮人に恩恵をもたらした。謝罪や反省の必要は全くない」と居直り、今なお韓国の人々の感情を傷つけています。日本の元国連大使・弁護士・大学教授ら78人は声明「韓国は敵な のか?」を7月25日に発表、日本は過去の侵略と植民地支配の不当性を認め、真摯な反省と謝罪を基礎に、冷静な話し合いを始めよ、と訴えています。
●8月9日、西教寺で全戦没者追悼法要・平和のつどい
谷田町の西教寺で全戦没者追悼法要・平和のつどいが開催され、檀家のみなさんと共に、憲法9条の会生駒から約10名が参加しました。住職の藤本信隆さんは「安倍9条改憲No!3000万署名」の生駒在住呼びかけ人44名のうちの1人であり、また「念仏者9条の会奈良」の代表です。「核兵器廃絶署名」への協力も訴えられました。
平和の鐘が9つ打たれたあと、「NPO法人・いこま国際交流協会顧問」の金潤哲さんが講演され、平和の大切さ、多文化共生への様々な取り組み、今こそ日韓交流の重要性など、ご自分の生い立ちも含め感動的なお話しをされました。
なお「安倍9条改憲NO!3000万署名」の全国集計は、8月25日現在1780万筆に達しています。
●8月5日、臨時教育委員会で来年度教科書採択
市役所会議室、傍聴は約15名。 傍聴人に配布されたもののうち
① 図書館での教科書展示会で、市民から出されたアンケートのコピー(11人分、原文のまま)
② 小学校の全教科・全科目の、発行されている全教科書名(60冊)と、その1つ1つに生駒市における評価・意見が書かれた膨大な資料で、30ページ以上。
上記①②が傍聴人に配布されたのは初めてのことで、今年の前進面として評価できます。
注目された2点は、①社会科で政権への忖度が目立つ「東京書籍」 ②道徳で文科省的価値観を押し付ける「教育出版」や「廣済堂あかつき」ですが、いずれも採択されませんでした。東京書籍6年用は「新聞記事を読もう」の中で、安倍首相の写真入りで「改憲議論を呼びかけ」の新聞記事を載せています。
なお、中学校教科書は、全科目今年度現行使用のものを継続して採用となりました。問題の多い「育鵬社」や「教育出版」は採用されませんでした。
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・・・・・・こ れ か ら の 予 定・・・・・・
9月3(火) 2つの署名(11~12時 生駒駅)スタンデイングと署名
9月6(金) 映画上映「華氏119」(10:30、14:30、18:00郡山城ホール)
トランプのからくりを暴露、マイケルムーア監督
9月9(月) 2つの署名(11~12時 生駒駅)
注 意
9月19(木) 戦争法強行採決4周年、緊急に近鉄奈良駅で署名(午後5:30~6:00)と集会(午後6-7時)です。 いつもの生駒駅ロングランはありません。この参加予定者は夕方5時半からの奈良駅行動にご参加ください。
10月3(木) 2つの署名(午後2~3時 生駒駅)、スタンデイングと署名
・・・・時間に注意してください。
10月9(水) 2つの署名(11~12時 生駒駅)
10月13(日) 鹿ノ台校区9条の会平和のつどい(13:30~ 鹿ノ台ふれあいホール 宮尾耕二弁護士)
10月19(土) 2つの署名(午後2~5時 生駒駅)、3時間ロングラン
第180回 「憲法九条の会・生駒」運営委員会 2019年10月1日(火) 午前10:00~12:00 於ゆうほ~ 当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(1日運営委員)で構成しています。 お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。 |
「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2019年7月30日号(部内資料)
しかし安倍首相は憲法改悪へまっしぐら 参院選の結果、自民党は改選前より9議席減らし、改憲勢力は公明・維新をあわせても参議院全体の3分の2を割り込みました。首相は国民の信任を得たというが、自民党の議席数は9減り、その得票数は3年前より減少して1770万票となり、これは有権者全体の16%の支持(7人に1人)しかないのです。注目の32ある1人区は、自民22勝、野党共闘10勝(3年前は自民21勝、野党11勝)と野党は健闘し、3分の2阻止に大いに貢献しました。 安倍首相は「残された任期の中で改憲に挑む。野党にも真摯に対応する。自民案にとらわれず柔軟にやる。国民民主党の中には議論を前向きに進めるべきと考える人もある。」 つまり野党の取り込みに動くことは必至。日本維新の会の松井代表は「憲法審査会は全党が一致しないと開かないのではなく、自民党がリーダーシップをとって開催すればよい。」と、けしかけています。選挙応援に日本会議幹部も動員。投票日前日の20日、新潟選挙区に「美しい日本の憲法をつくる国民の会」(日本会議のフロント組織)共同代表の桜井よしこ氏まで動員。自民と日本会議の一体ぶりを示しました。 26日になって、玉木国民民主党代表が、「私は生まれ変わった。改憲で自民との協議に応じる、党首討論を。」 26日ネット番組で、萩生田自民幹事長代行は「改憲のため、衆院議長交代も」 危険な策略が動いています。 |
◎憲法を変えるためには、提案された改憲案が衆参両国会で3分の2以上の賛成で可決(発議)され、さらに国民投票にかけられて、投票総数の過半数の賛成で成立します。従って、この選挙で自民・公明・維新の改憲政党が3分の2をとるかどうか、注目されてきました。しかし3分の2に達しなかったことから、安倍政権は今後他の野党を切り崩して、改憲賛成派を獲得しようと動くことは必至です。また、どういう内容の改憲なら野党がのってくるか、の動きも出てきます。私たちは憲法9条を変えさせないために、十分な警戒が必要です。「戦争する国づくり」は絶対に阻止しなければなりません。
●8月9日の西教寺の行事について
西教寺は、近鉄百貨店の東隣の高台にあるお寺で、生駒駅から北東徒歩5分です。住職の藤本信隆さんは「安倍9条改憲No!3000万署名」の生駒在住呼びかけ人44名のうちの1人であり、また「念仏者9条の会奈良」の代表です。ここでは毎年8月に全戦没者追悼法要・平和のつどいが開催されます。 8月9日は午前10:30より法要、11時より平和の鐘が9つ打たれます。そのあと「NPO法人・いこま国際交流協会顧問」の金潤哲さんが講演されます。お題は「違いを認め、ともに生きる」です。最近の日韓関係の問題にも触れられるようです。ご懇志は1000円です。
●NHKに抗議行動
籾井会長時代の放送総局長だった板野氏(当時の専務理事で籾井会長を支える)が、再びNHK専務理事に復帰した人事に抗議し、その解任を求めて6月25日、東京渋谷のNHK放送センター前で抗議の「門前集会」が開かれました。「NHKとメデイアの今を考える会」が主催。集会に先立って、上田会長とNHK経営委員会あての申し入れ文書を提出しました。文書には、NHK退職者51人を含む約450人の個人と20団体が賛同しています。その内容は「政権とパイプを持つと一致して評価される人物が、執行部で重要な地位を占める事態は、政府からの独立を求められるNHKにとって重大な障害となる。」と指摘、さらに放送総局長時代、安保法制の国会審議報道で「政権の意向を忖度したのではないか」など、厳しい批判が相次いだとして、「板野氏が執行部の一員であることによって、NHKの政治報道の政権広報的な傾向がさらに強まる恐れがある」ち強調、板野氏の解任を強く求めています。
●教員の仕事時間は世界最長
6月19日、経済協力開発機構(OECD)は、昨年実施した第3回国際教員指導環境調査の集計結果を公表しました。日本の中学校教員の仕事時間は1週間当たり56.0時間で、 2013年の前回調査を2.1時間上回り、2回連続で世界最長となりました。参加48ケ国・地域の平均は週38.3時間で、日本は部活動の指導や事務業務の長さが目立っています。(注;日本の数字は、政府が公式に提出したものです。)また、日本が今回新たに調査に加わった小学校教員の仕事時間も、15ヵ国・地域で最長の54.4時間でした。
●8月5日(月)10時より、小学校教科書採択の臨時教育委員会です。
ぜひ傍聴に行きましょう!
「道徳」という科目は、小学校は2年目を迎えましたが、来年から小5・6年に新たに「英語」が正式の教科として導入され、いずれも学級担任が担当し、評価もされます。来年度の小学校教科書を採択する臨時教育委員会は、8月5日(月)午前10時より、市役所会議室(場所は庁舎内に掲示)で行われます。いま小中学校の教育は大変ですが、どういう論議がなされるか、注目しましょう。傍聴を希望される方は、8月5日(月)午前9時45分に市役所2階の教育員会窓口前にお集りください。
◎みなさんの、「憲法九条の会・生駒」への賛同募金をお待ちしております。
「郵便振替口座 00930-9-278631 憲法九条の会・生駒」へお願いします。
8月3(土) 2つの署名(11~12時 生駒駅)スタンデイングと署名
8月10(土) 2つの署名(午後6~7時 生駒駅) 同時刻に生駒市がベルテラスでピースキャンドルナイトを開催
(いつも毎月9日に行う生駒駅署名活動を、10日夕刻に変更しています。注意してください。)
第179回 「憲法九条の会・生駒」運営委員会 2019年8月27日(火) 午前10:00~12:00 ゆうほ~ 当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(1日運営委員)で構成しています。 お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。 |
「憲法九条の会・生駒」お知らせ 2019年6月20日号(部内資料)
32ある1人区は、自民対野党統一候補の対決 自民党は参院選で「改憲」を正面に立てて、「すべての党所属国会議員は、演説の際に必ず憲法改正に触れるよう徹底を」(下村党改憲推進本部長)といい、さらに全ての小選挙区支部単位で改憲推進本部を立ち上げつつあります。 二階幹事長と下村の連名で4月26日付「憲法改正ビラ」を作成、参院選で同党あげての積極的な活用を求めています。安倍首相は、来年を新憲法制定の年にする、と豪語します。 このように憲法をめぐる闘いはいよいよ正念場を迎え、今回の参院選で改憲派・護憲派のいずれが勝利するか、が憲法の行方を左右する重大な情勢です。もし改憲派が3分の2を占めると、安倍政権はいつものように、強行突破で改憲が発議される危険が迫ってきます。(3分の2に達しなければ改憲できない。) 発議が3分の2以上で可決されると国民投票にかけられます。国民投票は過半数で成立します。我々の3000万署名、街頭署名、学習会、集会、パレードなど、1つ1つの反対運動をしっかり成功させると共に、選挙では護憲派議員の当選を目指して、この選挙の意義を広め、宣伝しましょう。 |
●野党統一候補の多数当選で、改憲を阻止しよう 小選挙区制というのは定員1名(1人区)のため、野党がバラバラに立候補すると、自民党が得票率30%でも、1位をとれば当選します。6年前の選挙では1人区は、自民29勝、無所属1勝、野党1勝で、自民の圧勝でした。そこで3年前の前回の参院選では、野党が候補を一本に絞り、自民党対野党統一候補の一騎打ちとなって、自民21勝、野党11勝という画期的な成果をあげました。その教訓から今回も5野党党首はくりかえし協議し、候補者を1人に絞ることで合意しました。奈良県もその1つです。同封の「もうだまされません! 選挙にいきましょう」のちらしを是非ご覧ください。
生駒南憲法9条の会ニュース | 2019年 6月号 NO.1 |
生駒南憲法9条の会の創立集会、70人参加で大成功! 出発を喜び合いました!
生駒南憲法9条の会、『創立集会』(6月2日)が、南コミュニティセンターせせらぎで行われ約70名の参加者があり、会場の席はいっぱいになりました。はじめに主催者代表の宗川さんより、あいさつがあり、生駒南憲法9条の会は南小校区、壱分小校区、南第二小校区の三校区合同の会であるとされ、「政府は9条を変えるのではなく、憲法9条を生かした平和の外交を。」と結ばれました。
続いて、生駒で9条の会の活動に尽力されてきた谷山さんより、全国の「九条の会」事務局長の小森さんからの連帯のあいさつの紹介がありました。この時期に「生駒南憲法9条の会」が創立されることは改憲を許さない運動全体に大きな励ましとなることが表明されました。
第一部は、たなかやすこさんによる朗読です。
1946(昭和21)年、ヒゲ茫茫の父が帰ってきた。父は、武漢で敗戦。捕虜生活を送り八路軍の将校に助けられた。そして、ある日学校で、先生から「新しい憲法ができた。決して戦争はしない。世界中の人々と平和に暮らす。」と聞かされた。父はこれから戦争に行かんでええねん!と喜び勇んで帰宅して父母に大声で話した。等々。情景が浮かぶ臨場感のあるお話でした。
第二部は、前田徹生さん(桃山学院大学名誉教授)のお話です。
社会の反憲法的な現実として、自衛隊の理不尽さ(飲み会で上司が部下にカードを出させて支払わせる。自殺者が多いこと等)。日大アメフト部の特攻隊と同じような命令。憲法規範が生きている面として、川崎の事件の後、子どもの命をどうやって守ればいいのか懸命に議論が起こること。日大アメフト部の事に対してみんながおかしいよと言うこと等。
憲法原理を破壊するアメリカの対日政策とそれに呼応する日本の政治家・官僚として、日米地位協定を挙げ、横田空域には、日本の民間機は通れないことや日本の軍事基地からアメリカはフリーパスで誰が日本に来ているかつかめないこと等が挙げられました。
お話の後、前田さんは、質問にていねいに答えられ、特に、「今は、軍事を露骨に出していく時代ではない。」と強調されました。
たなかさん、前田さん、参加者の皆さん、ありがとうございました。これからも生駒南の皆さんのお力をお借りして文化や平和を考える集いをしたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。
「生駒南憲法9条の会」連絡先 宗川茂(0743-77-6885)
●1人で1200筆達成の手記 「3000万署名の取りくみ、わたしのやり方」
「安倍9条改憲No!全国市民アクション」が呼び掛けた3000万署名運動は、3年目に入ってもなお全国で粘り強く取り組まれていますが、生駒で個人で1200筆以上を集められた小平尾町の谷山清さんから、「3000万署名の取りくみ、わたしのやり方」と題して手記が寄せられました。(↓別頁↓)
大変貴重な体験談で、長文ですが全文を掲載しました。ぜひお読みください。中央の各団体にも送付済み。
「憲法9条の会・生駒」の2018年度会計報告を、公認会計士の監査をつけて別紙に掲載しています。この1年は、みなさんから貴重な募金をたくさんいただき、残高も多くなり、会計にゆとりが生まれました。みなさんのたくさんのご協力、本当にありがとうございました。
●安倍政権のNHK支配へ体制づくり
4月9日、NHKは元専務理事の板野裕璽氏(籾井前会長時代、会長を支えた人物)を専務理事に復帰させる人事を発表、安倍首相に極めて近い板野氏の異例の復帰は、首相官邸が改憲の発議や国民投票で世論誘導するため、NHKをまるごとコントロールする体制づくりの一歩、と見られています。NHKへの監視がますます重要です。
●8月に、小学校全教科書採択・・・図書会館で6月29日、みんなで読む会
「道徳」は、今年から中学校に導入され、小学校は2年目を迎えました。来年から小5・6年に「英語」が正式の教科として導入され、評価もされます。
文科省は定期的に学習指導要領を改定し、新しいカリキュラム(どの科目を週に何時間と指定)と新しい検定済み教科書を、全国の子どもたちに押し付けます。
来年から小学校の全教科書が新しく、また再来年から中学校の全教科書が新しくなります。生駒市では小学校教科書展示会が、 6月14日(金)から7月12日(金)まで(いずれも9:30~17:00休館日除く)、東生駒の図書館で行われます。(昨年までは図書会館の2階の自習室でしたが、今年は1階の図書館内・・・入って右奥の特別資料室で展示されています。) みなさん、子どもたちがどんな教科書を使うのか、ぜひ見に行ってください。
なお、「子どもと教科書生駒ネット21」としては、例年のようにみんなで見に行って教科書を読み、みんなで問題点を話し合い、市教委に意見を出す機会を設けます。6月29日(土)午後1:30より図書会館2階の右奥、第3研修室へどうぞお越しください。現職の先生も来られます。教育現場の様子もお伺いします。
「子どもと教科書生駒ネット21」(代表:山上浩功)は、5月28日生駒市教育長に対し、①小学校の英語導入に関して指導体制の確立 ②採択は現場の先生方、市民、保護者の意見も尊重する ③図書館での教科書展示の場所を分りやすく ④採択の教育委員会の傍聴者に、採択に関する資料を配布すること、 などについて文書で申し入れました。
◎みなさんの、「憲法九条の会・生駒」への賛同募金をお待ちしております。
「郵便振替口座 00930-9-278631 憲法九条の会・生駒」へお願いします。
第178回 「憲法九条の会・生駒」運営委員会 2019年7月23日(火) 午前10:00~12:00 ゆうほ~ 当会は運営委員を決めていません。当日参加された会員(1日運営委員)で構成しています。 お時間が許せばご参加賜りたく、ご案内申し上げます。 |
1200筆達成の手記 「3000万署名の取りくみ、わたしのやり方」1
「3000万署名を達成し、安倍9条改憲に終止符を」をモットーに2017年9月に発足した署名運動が、明くる年の2018年4月には1,350万に達し、8月には1,800万になりそうとの報道がありました。私たち「憲法9条を守る生駒共同センター」(以下「共同センター」)でも、毎月6、9、19日の3回、生駒駅前で市民に呼びかけ、精力的に続けてきたおかげで、2019年4月9日現在で4,224筆を集めることができました。これは、共同センターに所属する活動家の皆さんの働きによるものです。
私は、自分の体調に照らしこの大切な活動に参加し続けることができず、仲間の皆さんに済まない思いでいっぱいです。そこで、自分はどうしたらこの運動に関わることができるかを考え、これまで交流のあった中で、この人に頼んだら…という方を見つけ、協力してもらう方法を思いつき、2017年12月から始めることにしました。
なぜこの様な方法を採ったか。もう10年も前だったでしょうか、「核兵器廃絶」の国際会議がアメリカで開かれたときに「核兵器全廃」の署名を代表が持っていくということで、この生駒でも平和委員会を中心に署名集めに取り組まれました。真鍋洋子さんが事務局長をしておられたときでした。私は生駒市民12万人の1%に当たる1,200人分を集めようと目標をたてて取り組み、これを達成しました。このときの経験を活かして、今度の「3,000万署名」も頑張ろう、と思ったのです。しかし、90歳を越した今、1,200筆は無理なのでせめて500筆を…と目標を低く設定して、取り組みを始めました。
<その1> これまでの巡り会いを活かして
協力をお願いする手紙、署名用紙と私宛の返信用封筒(もちろん切手は貼って)を同封して、これはという人に送り働きかけました。 対象者は次の4通りです。
・私は40年間、小学校の教師をしていたので、多くの教え子に巡り会えました。今でも毎年、年賀状をくれる教え子180人ほどの中から、この子なら賛同してくれるだろうという55人。
・元職場で一緒に働いた仲間の中で、この人はという10人。
・「奈良作文の会」(1948年に発足し60年間続いている)で共に活動してきた人たち、また退職後19年間、郷土作文教育月刊紙「学びの園」に協力してくださった方々、合わせて16名。
・私のクラスに来てくれた教育実習生で、その後もずっと交流が続いている3人。
以上の対象者に働きかけた成果は、次の通りです。
①教え子55人中48人が応じてくれ、269筆。
②元職場の仲間12人中10人が応じてくれ、98筆。
③「作文の会」と「学びの園」関係16人が応じてくれ、160筆。
④教育実習生3人が応じてくれ、90筆。
合計617筆。
<その2> 直接に足を運ぶ
直接足を運び、会って協力をお願いする方法です。次のような人たちに呼びかけました。
・退職後、生駒滝寺テニスコートで行われている「生駒テニス愛好会」の仲間に入れてもらい、19年間一緒させてもらい、退会後も親しくさせてもらっている方数人。
・2カ月に一度くらい訪ねる大阪鶴橋で朝鮮人参を扱っておられる「日和堂」のおばさん。
・お世話になっている二つの病院の院長さん。
・地域で親しくお付き合いしている方6人。
・教え子の同窓会に招かれた折に、参加の子らに呼びかけ。
・講演を頼まれ、役目を果たした時に。
・親類4軒。
・その他、色々な方。
この方法での取り組みの成果は次の通りです。
1「生駒テニス愛好会」の方々、50筆。
2「日和堂」のおばさん、135筆。
3 院長さん、8筆。
4 地域の方、35筆。
5 教え子の同窓会、23筆。
6 講演会で、62筆。
7 親類、50筆。
8 その他、167筆
合計530筆
以上、<その1>と<その2>を全て合わせて計1,147筆です(2019年4月9日現在)。
はじめに目標とした500筆の2倍以上に達し、我ながらよく集めることができ、何より、協力して下さった方々に心から感謝の念を表さねばと思います。
<付記> 印象深かったこと
2017年12月から2019年4月までの1年5ヵ月にわたる取り組みの中で特に印象深かったことを付記しておきたく思います。
(1)「日和堂」のおばさんのこと
なんといっても忘れられないのは「日和堂」のおばさんの135筆です。この方とは十数年来の付き合いで、2ヵ月に一度ほど朝鮮人参を買いに行き、世間話をします。「日和堂」は、おばさんのお祖父さんの代に韓国からやってきて、大阪の鶴橋で商売をされたのが始まりで、今のおばさんで3代目だそうです。世間話の中で私が韓国旅行(「平和の旅」)をし、見聞きしたことや、教員時代に小学校6年生に社会科の授業で「日韓併合」を教えたなどという話をすると、身を乗り出すようにしてよく聴いてくれ、政治の話もけっこう通じ、安倍批判や憲法を守る大切さについても考えを共有できる方です。20歳代の娘さんも、おられる日は話に加わってくれます。ある日、帰り際に「3000万署名に協力してほしい」と署名用紙数枚を渡そうとすると、「こんなのすぐに集まるから、もっとたくさん置いていき」とおっしゃるので、その時に持っていた15枚(75筆分)を全て渡しました。すると、それから一週間もしない内に、我が家に75筆の署名が届き、びっくりしました。 次に訪れた時、「どうしてこんなにたくさん、早く集まるの」と尋ねると、「この商店街の皆さんが“いいよ、いいよ”とすぐ応じてくれるし、娘の夫が北海道の人で、仲間がいっぱいいて電話をかけただけですぐに応じてくれるから、たくさん置いていき」と言ってくださるので、お言葉に甘えてさらに12枚(60筆分)を渡して帰りました。すると10日ほど経って、またもや60筆で満たされた署名用紙が我が家に届いたのです。北海道の住所の方がたくさん署名されていて、圧倒されるとともに、人脈のありがたさをつくづく感じました。
(2)K君のこと
私は小学校の教師を40年間やってきましたが、その殆どと言っていい38年間、国立の附属小学校(はじめは師範学校の、ついで学芸大学、さらに教育大学と名前は変わりましたが)で勤め、多くの同僚と切磋琢磨してきました。退職してからも交流の続いている方が何人もいます。なかでもK君とは20も年の差がありながら特に親しい間柄で、「生駒9条の会」の主な催しにもよく参加してくれます。彼にこの署名をお願いしたところ、50筆を短い期間に届けてくれました。後で聞いたところでは、この時は奥様の病が重く、入院され看病にあたっていたのにも関わらず、この仕事をやり遂げてくれたとのことでした。それから少しして奥様が亡くなられたことを知り、なんと申し訳ないことをしたかと、後日、謝りました。
(3)教え子、Mちゃんのこと
38年前、高学年で担任をしたMちゃんです。1982年、私たちの学校で初めて広島への修学旅行を実施しました。旅行から帰って6年生全員に記録を書かせ、学年文集を作りました。ここでMちゃんはこんな詩を書きました。
〜エピローグ「平和」〜 この気持ちが、この感動が、核への憎しみ 平和への祈りに変わった 「ふるさとの街 焼かれ 身よりの骨埋めし焼土に この気持ちをどこへもっていけばいいのか 今は白い花咲く だれに言えばいいのか ああ許すまじ原爆を 三度許すまじ原爆を 私には願うしかない われらの街に」 こんなちっぽけな私が一人ではとても無理だ 涙が出るくらい感動 しかし、願うだけで本当に平和が したこの詩 くるのだろうか 「天が真っ赤に燃えたとき 米田先生や、高橋館長さんにこたえること わたしのからだはとかされた が出来るのだろうか ヒロシマの叫びを ともに世界の人よ」 何もできない ちっぽけな私だけど ふるえるぐらい心がゆれ 何かをしたい たこの詩 何かをしなければならない |
私の心にこの詩が残っていたので、ふと思いつき、彼女への手紙に、「あのとき思った“何をしたい、何かをしなければならない”は署名という形で出来るのではないか、ぜひそうしてほしい」と書き添えて届けたのです。すると、なんと50筆を集めて送ってくれました。
彼女は現在、ピアニストとして活躍し、関西では一流です。各地でコンサートを行い、「歌の教室」も開いています。おそらく、この教室の人たちにも働きかけてくれたのでしょう。 (続く)
1200筆達成の手記 「3000万署名の取りくみ、わたしのやり方」2
教え子たちの署名でとびきり嬉しかったのは、この二人からのものです。
Tちゃんは、教師生活で最後の担任をした1986年当時で3年生だった子です。彼女は目立って学力が遅れていて、みんなから蔑まれ、なかなかクラス仲間に溶け込めない子でしたが、色々と手立てを考えて取り組み、担任を終える時には明るく4年生に進級させることができました。退職してからも年賀状を欠かさず出していました。このTちゃんが、この署名の呼びかけに応じてくれ、ただ1筆、自らの名前を書いて送ってくれたのです。署名が届いたのでお礼の電話を入れると、33年ぶりに彼女の弾んだ声が聞けて、とっても幸せでした。
もう一人のEちゃんは、Tちゃんよりも少し前、1, 2年生で担任しました。この子も、障がい児学級へ入れるべきか迷った子でした。この子にも手紙を書いてお願いしたところ、家族と知り合いの方と合わせて5筆を届けてくれました。返信用の手紙には「子供を連れて先生の家へ行きたい、1年生の時、先生に“高い高い”をしてもらったことが忘れられないです」と書かれていて感激しました。
この二人合わせての6筆は、私にとって宝物なのです。どんなに多くの署名にも代えられない宝物です。この子らの心も、3000万人の一人として、立派に役目を果たすことでしょう。
〔追記〕2019年5月20日現在 1255筆に達しました。